In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

2014-01-01から1年間の記事一覧

クリーンアップエクササイズに関しての結果報告。

この土曜日に、かねてより計画していた学生の村でのクリーンアップエクササイズを行ってきました。 ここまでの道のりは本当に長くて、進まなかった。 ので、ひとまずできてほっとしたの半分、なんかもっとしたいと思うこと半分です。 終わった後、キチンと振…

写真を撮ることのすすめ。

協力隊をこれから受ける人、今から行く人。どちらにもぜひ勧めたいのが、「写真」を撮ること。 そしてできるなら、まず最初は、 ミラーレスやハイエンドコンデジと呼ばれるカメラよりもファインダーを覗けるタイプの一眼レフで撮ること。 をおススメしたいで…

お別れ会

お別れ会と、プレゼント選びの難しさ。 どーもー。 タイトルにあるように、とある隊員のお別れ会をしました。 といっても青年海外協力隊ではなく、 Peace Corps のボランティアのです。 少し補足をするとPeace Corps というのは、アメリカ版青年海外協力隊の…

派遣(特に西アフリカ)の際に持っていったほうが良いものまとめ(医薬品編)

どーもー 2週連続どころか、3週連続でセレモニーに行ってしまいました。 さすがにもう疲れたお・・・・ さて、一年半アフリカにいると、色々と病気を経験することが多いです。 その際に、今だから言える 持ってきたほうが良いもの(医薬品)が大分わかって…

2週連続でセレモニーに出たことで思ったこと。

今週、先週と、公務での上アクラを挟んで立て続けにセレモニーに出席したので、この機会に、ガーナのセレモニーとはどんなもんぞやということを感想を含めて記載します。 なお、これは北部のセレモニーなので、南部のセレモニーのことに関しては自分はわかり…

クリーンアップエクササイズまでの道のり。学生の村に行く。

クリーンアップエクササイズを計画中である。 さらにいうと、 ガーナ人が主体でしてもらいたいのである。 自分が、村を巡回して教育することは、(ある意味では)、簡単なことだ。 ただ、正直なところいつも疑問に思っていたことがある。 それ、オレがいなく…

一時帰国中におこなったこと~写真展~

さて、前回の続きで、第二弾。 自分が帰国中に、ガーナについての写真展を一週間ほどやらせてもらった。 そもそもは、本当に突然決めたことで、 漠然と、「自分の帰国中に何かガーナを知ってもらえることをしたい」 というところからだった。 ただ、自分はこ…

発展していくことを改めて感じた瞬間。

言うまでもなくガーナは中所得国に入っているとはいえ、「発展途上国」である。 それを強く、強く感じる・・・というか、否が応でも感じざるをえないのが、インフラの不十分んさ。 オフロード、水道が無い、電気も無い。 南部の僻地はわからないが、自分が住…

任国外旅行による一時帰国について ~一年日本を完全に離れて見えてきたもの~

ブログの履歴を見てもらえればわかるように、実は5月の末日から実に五ヶ月、ブログを更新していなかった。 この期間中は、もちろん書くことが無かった・・・というわけではなく、少し自分の個人的な用事がたくさんあり、集中したかった為、書く余裕が無かっ…

乾季襲来。水がようやく来る。

ガーナ北部は、10月末~11月初旬 から ハマタンの始まる12月中旬くらいまでが小乾季となり、 現在、その小乾季のまっただ中である。 今年の乾季は、雨季に雨が降っていた割には、水が全国的に不足しているようで、 断水も少なくとも任地では、一週間以上に渡…

1年半経って、困ってきたもの。

さて、今非常に困っているのが、 服。 一年半が経過し、さすがに服が痛み出してきた。 日常、研究所に行く際や、バイクに乗る際に履かなければいけない靴下もとうとう最後のひとつに穴が開いてしまった。 また、ズボン系は水不足ということもあり、毎日洗う…

アフリカ派遣者がもっていっておいたほうがいいものまとめ。

滞在期間もほぼ一年半に達し、少しはアフリカの「生活」には最初の頃に比べて慣れてきた・・・と自分でも思います。もちろんその分、疲労もかなり溜まってきていて、 「あぁ、協力隊の二年と言う期間はよくできているなぁ・・・」 と思わざるを得ません。 さ…

ワークショップ、そこから、思う日本人のひとつの役割とは。

同期、感染症対策の隊員が、作成していた、エボラ、及びコレラを題材にしたワークショップを、配属先に併設されているVeterinary collegeで行うことになったので、手伝い要因として行った。 今回、自分は基本的にノータッチであり、主催はその隊員の配属先で…

途上国で隊員として2年間暮らすと言うこと。

1年半暮らしてみて、2年途上国で暮らすことを改めて考える。

犬を食べる

今回の旅行中に、「犬の肉」を食べる機会があったので、実際にどのようなものなのか・・・ということを「'一応'動物のプロ」である自分が食べた感想ということで、記載します。 ガーナの食文化 まず、はじめにガーナの食文化の中で、犬肉というのは正直そこ…

一人旅 part2~僕が一人旅を行う、その意味は~。

ストライキが続いています。 当初、水曜日に始まったストライキは、次週の火曜日の会議を持って終わると考えていたのですが、 今回は「そうはいかんざき」とばかりに、ストは続行。 隊員によっては、二週間と聞いている人もいて、さすがに家でずっと読書は…

ストでやることが無いときに時間をつぶしている方法としての読書。その読書の効用とは。

狐狸庵読書術 (河出文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2007/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (10件) を見る 先週の水曜日。首都から帰ってきたら唐突に知らされたガーナでのストライキ。 今回は、前回よりも少し大規模で…

ガーナのと畜場に行ってみた感想。 主にいち獣医師の視点より

ガーナの(というか途上国の)と畜場に行ってみたい! という思いを漠然と持ってました。 そんな矢先、研究所のNational Student の同僚が一人、クマシにあると畜場に勤めだしたということもあり、これ幸いとばかりに行ってみました。あんまり日本人は興味が…

一人旅。 その他 諸々

私用で首都に上った帰り、久しぶりに陸路で任地の帰路につきました。 アクラ~タマレ間は遠いため、基本的に陸路はクマシを経由して一泊二日がJICA指定となっています。 そのため、今回は今まで帰ったことの無い経路で帰ってみようと思い、同期の任地訪問、…

ガーナで走ることについて語るときに、僕が語ること。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2014年9月28日 多くの人たちにとってこの日は、これと言って特別な日ではなかったかもしれない。 けれども、この日は、僕に…

一年報告会と、そのときのこと。

おそらく、25年度一次隊のなかでは、一番早いのではないかと思うけれど、 一年報告会という中間報告、新隊員歓迎会幹事のために首都に上っていました。 首都に上ると、いろいろとやることがあり、今回もこれ以外のことが盛りだくさんかつ、 そちらのほうが記…

徒然なるままに

最近なにかと本業以外がばたばただ。 その中での報告を箇条書き。 ・ボナイリ村への訪問 とある日本人の方が、ガーナ北部のボナイリという村に幼稚園を作って、現在この村に対しての色々な改善を計画している。その方から先日、衛生面に関しての協力を求めら…

3月の振り返り。

なんだかんだ、3月が過ぎ去ろうとしている。 なんとなく過ぎ去っているけれど、もうすぐでNTCに入所してから早一年が経とうとしている。 あの時、思い描いていた協力隊活動はできているのであろうか。 というと、今のところ 「う~~~ん・・・」 というの…

第二回のキックオフ、市場調査のメリット

週末を利用して、市場調査団の第二回キックオフが任地近くのタマレでありました。 今回は、ガーナのメンターの方々に加え、なんと、セネガルでこの調査団を発足され、現在ケニアで働かれ、またメンターをされている方も、スーパー強行軍でお越し頂きました。…

はじめの一歩。

いよいよ。講義が始まります。 対象はDiplomaコースの1学年から3学年まで この辺りを自分も詳しく知らなかったですが、 どうもカレッジ内には、diplomaと、certificate の二つのコースがあるようです・・・しかしながら、同じような講義をしているし、一応Di…

小さな一歩?大きな一歩?

何かが決まる時は、日時等がわかっていない時以外は、意外と予期せぬ時に起こるもの・・・・というのが、これまでの人生での経験則だ。 今回もそんな感じで、すごく唐突で、ひょんな感じだった。 隊員総会後、市場調査の発表で、かっこいいことを言ったのは…

総会 後編 ~獣医師として~

さて、総会、そしてその後の後夜祭も問題なく終わり、 今回の自分にとっての最大の山場の 協力隊調査団(仮称)の発表が次の日にありました。 今回の発表は、全部で4人。そして自分以外が全員先輩隊員ということ、ネットの不具合などで、直前にメンターの人…

隊員総会 ~前編~

1月末に年二回の隊員総会があり、首都に上った。 実に3ヶ月ぶり。 久しぶりに来ると、飛行機降りた瞬間から・・・ 「蒸し暑い・・・」 首都は海に面しているせいもあり、任地のノーザンと比べて日差しは弱いにも関わらず、ねっとりとまとわり付く暑さ・・・ …

次の作戦2。個人レッスン。

研究所にいる学生に対してお望みどおりの個人講義をすることにした。 半年ほど、学生を見てきたが、本当に正直言ってあまりレベルが高くない。 というか、 「体系的に理解ができていない。」 というのが感想。どうしてそれを知ってるのにそれを知らないの?…

ということで、次なる作戦。その1

講義が大学で持てるようならば、その場を借りて、市場調査の総括ではないが、学生に対してワークショップなりなんなりをしようと考えていたけれど、 それが少し難しそうな感じになった今、 「もう直接面識ないけど校長に頼もう。」 ということにしました。 …