In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

お別れ会

お別れ会と、プレゼント選びの難しさ。

どーもー。

タイトルにあるように、とある隊員のお別れ会をしました。

といっても青年海外協力隊ではなく、

Peace Corps のボランティアのです。

 

少し補足をするとPeace Corps というのは、アメリカ版青年海外協力隊のこと。というよりこちらがオリジナル。
これを参考にして造られたのが、JOCVです。

ただし、Peace Corpsのほうが、より過酷です。間違いなく。

 

まず、そもそも現地生活費がJICAみたいにドル支給ではなく、現地通貨支給。
そのため、現在のガーナのようにインフレがすさまじい国では(一年で物価がものによるけど、およそ二倍)かなり生活が大変です。

また、住居等もJOCVに比べてかなり過酷。

今回、自分達がお別れ会をした女性も、

家は、ホームステイ、電気なし、水道なし、携帯の電波ものすごく微弱という、かなりの過酷条件。

でも、彼女は、なんと、そのような場所でさらに一年延長を行い、計三年いたというスーパーウーマンです。

自分の家から、程近く、彼女が6日に一度のマーケットへ行く際に自分の任地の前を通らなくてはいけないため、

彼女には、英語の勉強を本当に助けていただきました。

また、彼女は、フルマラソンに数度出場経験があり、アクラマラソンにも出場経験があったため、

週末になると、彼女の任地に行き、誰もほとんど通らない一直線の道をひたすら二人でおしゃべりしながら走り続けました。

こんな感じの・・・・

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最高距離37km・・・・

われながら今思えばよく喋りながら走ったで・・・・・

 

そして、正直なところ、チャイニーズ系のアメリカンということもあってか、本当に話が合う。

こちらの拙い英語でも先進国という文化背景が似ているためか、、ガーナ人よりも的確に汲み取ってくれて、さらに共感してくれる。

この辺りは、やはり1年半過ごしてきてもまだまだガーナ人が何を考えているかよくわからないことがあるため、

やっぱり、異国の人との国際理解といっても、文化背景が近いというのは本当に大事だなあ・・・と痛感させられます。

そんな経緯もあり、彼女は自分にとっては、ガーナでできた友達というだけではなく、マラソン並びに英語の先生でもあります。

ほんとにまさにスターウォーズのオビワンとアナキンみたいな関係かな。(謀反はおこしませんが笑)

 

 

 

もちろん派遣国や、任地の条件次第ですが、そのような関係を築けるのも協力隊のいいところではないでしょうか。

 

 

さて、そんな彼女のお別れ会でのプレゼント選び・・・・これが大変です。

そもそもガーナはお土産・・・と呼べるものが本当に限られてきて困る・・・

チョコレート・・・は正直あまり美味しくなく・・・ネタ??
布・・・は、荷物になるだろうし・・・・デザインの好みが・・・

 

ということで、結局、北部ということで、無難にシアバターセット+メッセージカードをあげることになりました。

アバター、日本ではかなり貴重みたいですが、こちらでは信じられないくらい安いです。

なので、ガーナに来られる際に、女性に喜ばれるのはシアバター・・・・なのかな。

すみません。アドバイスにあまりなりませんでした。