In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

思いもよらないところから

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同僚とガーナの犬、猫事情の話をしていた時に、

「ぶっちゃけ、ガーナで犬、猫の需要ってあんの?」

「いや、あんで。最近都会やと、番犬代わりに結構飼う人増えてんで。」

「え?ホンマに?じゃあ、犬、猫の扱い方とか診断の講義とかしたらおもろいと思う?オレ前職がそれやったから牛とかよりぶっちゃけ得意やし笑」

「ええんちゃう?というか、今教師の数めっちゃ不足してるから、そっちはやらへんの?」

「え?、そんなに不足してんの?」

という、流れに、なり。

どうやら、良く聞くと教師の数が圧倒的に不足しているよう。

更に突っ込んで聞いていくと、解剖と生理学の先生が特に必要とのこと。

教科書を見せてもらうと、解剖、生理と言っても、組織的(ミクロ的)なことはほとんど無く、だいたい肉眼的(マクロ的)なこと。まぁ、これは普段からしているPost mortemなどをみていればそりゃそうか、と妙に納得。これなら、パソコンを使えば自分にもできそう。笑

ということで、まずは困った時のホストファザーに相談。

「学校で、先生足りてへんて聞いてんけど」

「あぁ、足りてへんで。どうしたん?」

「いや、講義やってみたいな思って・・・どの講義が足りてへんの?」

「というか、どれがやりたいん?」

「え・・・いや、解剖と生理がおらへんていうてたから、それやれるなら。一応ボスに頼みにいこうと思てんのやけど。」

「全然大丈夫やと思うで。」

・・・・まぢか!

ということで、ボスにもお願い。

「可能やったら来年から講義させてくれませんか?もちろんできるかはわからないですけど、幸い、先輩隊員からプロジェクターも借りれそうなんで」

「ええけど・・・とりあえずじゃあどんなことするかわからんやろうから、シラバス用意するわ。」

ということになりました。

ホンマにできるかはこれからの流れ次第だけど、とりあえず、一歩前進!

あとはホンマにシラバスが来るかどうか。

今週来なかったら週末に催促してみよう。

なんか、最初の要請とどんどんかわっていくけど、まぁまぁ。新規やからやれることはなんでも拾っていきたい。それにしても、どこから、どのようにして情報が転がり込んでくるか、ってホンマにわかりませんね。

あ、それとそれに付随して、タマレの犬猫クリニックを見学させてもらえるアポをとりました!!

ガーナの動物病院事情をまたレポしたいと思います!!