グループワークの大変さとその中で得たもの。
ふたつ目のアサインメントの一つの課題がグループに別れてのプレゼンテーションの作成。
ということで、この2週間くらいは本当にキツかった〜
ちなみに我が班は
・ワタス(日本人)
・パキスタン人
・中国人
・ナイジェリア人×2
・ガーナ人
という構成。
さて、想像に難くない事だが、とにかく揉める揉める。
ガーナで経験済みだが、MPHに来ている人間は医療関係者、特にドクターも多く、プライドがやはり絶対的に高い為、なかなか折れない。(ちなみに違うグループにいた人の話では、誰か(非Dr)が何かを言ったら「Drでもないアナタに何がわかるの???」と言われたのだとか!!!)
ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
最低やで・・・・
もちろん自分もリスニングがだいぶ慣れてきたとはいえ、やっぱり議論になると瞬時についていけないことも全然まだまだ多く、
また、そもそも日本でもそういう自分の主張を周りに声高と?言う議論はあまり得意でないので、みんなが自分の主張をまくし立てるのをとにかく静観する。
特に揉めるのが、
・パキスタン人
・ナイジェリア人
どちらも時に正しく、時にこちらの目からすると
なんでそんなこと言えるの?
とか、
もうちょっと人の意見にも耳を傾けなさいな。
と思うことも多い。
ガーナ人の女性は、イギリスに来て十年くらい経ち、看護師をされている3人の子持ちの肝っ玉かあさん的な感じであり、こちらもガーナ人ということで、結構安心してゆるくやっていたり。
最初は「私達がトップを取るのよ!!」と息巻いていた最少年のパキスタン人の女の子は、最初の数日でグロッキー(この期も結局アップダウンを繰り返す。)
正直めんどくさいねんと思ってたら、
ナイジェリア人でさえも手を焼いていたのでやはりめんどくさい人はどこでもめんどくさいんだろうな〜と思う。
中国人の子は、頭は切れるし、パキスタン人の子ほどワーキャーは言わないが、プライドの高さがにじみ出ており、何故か若干日本人に対して厳しい(というか正直こわい)気がするのは私の気のせいかしら?
ときおり何故かぶっきらぼうにクッキーをくれたりはするので、こちらの精神衛生上のためにも
「ツンデレなんだ!!!」
と思うことにする。
ちなみに自分は英語のハンデがやはり高いので、
・プレゼンのスライド作り。
・割り当てられた分野のアイデア出し
に終始尽力。
その代わり、誰かが突っ込んできても誰も反論できないようにエビデンスはしっかり付けて、どこからが推測で、どこまでが事実なのかはしっかりといえるように。
これで、誰も特に英語のミス等以外は何も言わなかったので、まぁ、そういうもんなんでしょう。
この3ヶ月は統計等の数学的な授業も多かったせいか、頑張って
こいつは英語はできないけど、統計はちゃんと解いてくるし、考え方にあんまり反論できねぇ・・・・
的なポジション取りに尽力してました笑
結局、ほぼ毎日数時間の本当に行ったり来たりの、時に不毛なディスカッション。
途中から、やはりストレスが貯まるのか当人がいないところでコソコソ不満も出始め、
いや、わかるけどせめて第三者に言いなさいな!!笑
と思うこともしばしば。
ただ、出来がどうあれ、こうやって全く違う国の人たちと意見を交えて一つのモノを作り上げる機会というのは、やっぱりなかなか無い機会だなと。
そしてできあがった時にはやっぱりある種の達成感をすごく感じました。
もう一つわかったのは、普段の短いディスカッションだと、全くお話にならないようなナイジェリア人とかも、二人で会ったり、じっくりエビデンスを使って説明すると納得してくれたりと、
どうやったら相手を納得させれるか。
ということが少しだけわかったような気がしました。(もちろん聴く耳を持たない人には効果がないけど)
そして、やっぱり、普段の授業で行うようなディスカッションは本当に不毛だな・・・とこの作業を通して感じざるをえません。
たかだか15〜30分位でお互いが納得できるか!!!!!
と思う。
確かに長期間のグループディスカッションはしんどいし、そんなに頻繁にはやりたくないけど、やはりカリキュラムは見直すべきなんじゃないかな。と思います。
そもそも、グループディスカッション至上主義みたいなところもどーもなんか腑に落ちない。
そういう大人数での作業が本質的に苦手な自分みたいな人も少なからずいるし、そういう人にとっては、グループディスカッションは作業効率を下げるだけなのに。
おまけ。
プレゼン。
最後の最後。
ホンマに1wordをまさかの言い間違え。
みんなが大爆笑・・・
英語が拙いのがもちろん恥ずかしいですが、
この状況はむしろ
少しオイシイ・・・
と思ったりもしました。
はぁぁぁぁ
疲れた。。。