Geneva 旅行 その2
ということで、その2。
今回は軽くですが、何をしていたのかを紹介します。
基本的にはWHOで実際に第一線で働いている人たちからWHOって何してるの?をものすご~く簡単に聞く。
ということに尽きると思います。
例えば、
・WHOのしくみ。
とか
・ヘルスシステム
とか。
概論もあれば。
もう少し細かく
・結核
・顧みられない伝染病
・マラリア
・ジカウイルス
・エマージェンシー
などの各論・・・・の中の概論
みたいな感じでした。
実際、それぞれの時間が1時間前後しかなく、しかもあとからあとから休憩もなくみっちり来るので、なかなかその程度しかできないのが実情なんでしょう。
ということで、やっている間は昼の休憩以外は休憩自体があまりなく、みっちり9-17時なので、割りとタイトなスケジュールです。
またWHOが主ですが、5日間のカリキュラムの中では、レッドクロスや、ユニセフ、UNHCR、その他諸々のジュネーブに本拠地を置く、様々な国際機関を訪れることができます。
(どうでも良いですが、レッドクロスの事務所がIKEA内にあったのは笑ってしまった。)
あとはレッドクロス博物館とか
前回言ったUNとかも行けたのは本当にいい経験でしたね。
以下参加して良かった点
WHOのトップに質問できる機会。
一応、曲がりなりにもその分野のトップの方々に説明をしてもらい、かつ質問をすることができます。自分も顧みられない伝染病、マラリア、TBの人たちには自分の経験で思っていることを質問することができました。その質問への回答は期待はずれのものもあったり、逆にまだ出版もされてないようなレポートをメールで添付して頂いたり、日本人の獣医師の方でJPOとしてWHOで働かれている方を紹介していただいたりと本当にいい機会をいただけたりもしました。
国際機関がどんなものかなんとなく感じられる。
国際機関に憧れを持たれる人は一度その雰囲気を見てくる絶好の機会かもしれません。個人的にはますます(頭が追いつかないけど)働きたくないかも・・・と思ったりもしたり笑
サプライズで素敵な出会いがあるかも・そして大切なことを改めて教わった
3日目に自分の興味のある分野の国際機関に分かれて、お話を聞きに行く。
というカリキュラムがありました。その中で自分が選んだ機関のお話を聞き、
帰り際、階段を登りながら、担当してくれた方になんともなしに
「そういえば、日本人や、韓国人など、アジア人は働いているのですか?」
と尋ねたら。
「日本人1人だけいるよ~~、しかも僕の隣のデスクだよ!今紹介してあげるよ!!!」
と
ここから教訓をいただいたのですが、ちょうどその時、外で記念写真を撮ろうと外に向かっている途中だったので自分は
「あ、じゃあ後で・・・」
と言いかけたら
「何言っているんだい??遠慮してちゃダメだよ!今しないと!」
と、まさかの林先生状態。
やっぱ大事なことは世界共通で、日本人の遠慮はこういうシチュエーションでは、かえって損なんだな・・・と改めて思いました。
その後、その紹介してくれた日本人の方が、わざわざお時間を1時間以上もとってくれて、(しかもお茶までごちそうしてくれて)、その方もJPO出身とあってか、めちゃくちゃタメになるお話をしてくれました。しかもガーナで会ったことのある国連職員の方とも知り合いで、どこでどうつながっているかわかんないもんですね笑
世界標準の英語がたくさん聞けた
国際機関で働かれている方の英語ってさぞかしペラペーーーラで早くて・・・と思いきや、全くの逆で、もちろんペラペラなんですが、本当に日本人の僕でもほぼわかるような平易かつ、わかりやすいスピードで皆さん喋ってくれていました。
英語が国際語だっていうのはこういうことなんだな・・・・ということを改めて、実感でき、わざわざ難しい言い回しをする必要性は本当にないんだな・・・と少しですが、安心をいただきました。
PS
そうそう、一応WHOの一番トップ マーガレット・チャンもお会いすることができました。クラス全員で集合写真お忙しい中撮ってもらいました。。ただのおばちゃんだったけど笑 あ、でも彼女の英語はめちゃくちゃわかりやすくて、やっぱりそこは本当にすばらしい。これが前述の国際語としての「英語」をまさに体現してくれた英語でした。
以上でGenevaの長いようで短い7日間の行程は終わります。
観光とかは、色々もうすでにみなさんがブログとかで書いていると思うので、割愛させていただきます。
ただ、景色は本当に綺麗だったから、それだけでも行けてよかったなーと。
帰ってきてからのイギリスの天気の悪さが半端なくてげんなりでした笑
以上。