ガーナで結婚式!
ということで、ガーナ人以外の結婚式にガーナで行ってきました。
こう書くと何がなんなのかよくわからないと思いますが、
自分が住んでいる任地からほど近くの村に、アメリカのJICA的存在にあたるpeace corpsという団体から派遣されている女性が住んでいます。
その女性の彼氏さんも同じくpeace corpsのボランティアで、同時期に派遣されていたのですが、彼女は任期を延長したため、彼氏さんだけ一足先に帰ることに。
そのため、2人の絆を深める目的で、彼女の任地の村で、ガーナ流の結婚式を催した・・・というわけです。
ガーナの民族衣装で彩った2人はとても幸せそうでした。
そして、ガーナ人のお祭り好きは、本当にこういうところに如実に現れる笑
いざ、お祭りということになれば、電気も通っていない彼女の村にジェネレーターと、ぶっ壊れそうなパソコン。クソデカい音響機材を持ち込んで、超大音量で音楽をかける!
そして
ガーナの子たちはみな踊る。
こんなちっこい子達でも、みんないっぱしに踊っているから、ガーナ人がみんなリズム感が良いのも納得。
ところで余談ですが、総じて、peace corpsの人のほうが聞いている限りこのような電気の通っていない村等過酷な環境が多いですね。支給金額等も比較するとJOCVはやはり、減らされたと言ってもまだまだ恵まれていると思います。
が、だから、もっと減らせ!は早急です。
彼女達と話していると、Peace Corpsのほうが、圧倒的に社会的に認知されているため、帰国後に胸をはってキャリアとして使うことができるそうです。
日本のJOCVは社会的にまだまだ、「なんで、海外行ったの?井戸堀りに?」とか「へ〜〜わざわざ、会社やめてまで?えらいねぇ〜〜」
という風潮が改善されて来ているとはいえ残念ながらまだまだ強いのが実情だと思います。
ここら辺は、個人主義の国、キャリアを形成していくのが当然の国。と、新卒至上主義が未だに根強く残っている国との違いだとは思いますが・・・・
ただ、やはり、そういうことを聞くと、残念な気持ちになることは確かですね。
切り開いていくのは確かに本人ですが、協力隊に来ている人はみんな色々な思いを持ちながらもすごくモチベーションが高いので、途上国で2年も揉まれて来てさらにスキルアップした人材を『日本社会では異端』だからと、切り捨てるのはもったいないと思います。
資金を減らすなら、それ相応に社会的な地位が・・・
・・・・は!!
愚痴になっていた・・・いかん、いかん。
最後に、新郎新婦主催で子供達にゲーム。そして、景品で僕らがよく言われる
「スイミンガ、バイ、トーフィー (白い人、トーフィー(お菓子)買って」
のトーフィーがありました。
クイズに答えた人がトーフィーのたくさん入ったボールを壊していくという写真のような感じで。
・・・・で、叩き割った瞬間の子供の集り様が半端無く、怪我したり、泣く子もチラホラいて、正直ちょっと怖いくらいでした・・・最後は結局危ないからと、大人が介入。
・・・まぁ日本でもそうかもしれんけど・・・
とりあえず改めて、子供にはトーフィーやらないでおこうと誓った瞬間でした。