In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

Thank you , Thank you too

 

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ガーナに来てから、店で物を買ったときにこちらから

 
「thank you」

 

を言うことが多いことに気がついた。

 

もちろん、向こうからも、

 
「thank you」
 

と言ってくれるのだけれど、圧倒的にこちらからいうことが多い。

 

 

 

けど、その後に、みんな大抵。

 

「thank you too」 とか、 「youre welcome」
 

と言ってくれる。

 

そしてこれがとても清々しくて気持ちがいいことにも気がついた。

 

 

 

 

 

思うに、日本と違ってこちらの人は「買ってもらっている。」

 

という雰囲気はあんまりない。

 

むしろ、客と、店員は対等・・・か下手をすると向こうのほうが強い。

 

 

 

いや~~文化だなぁ。

 

と思う一方で、

 

 

「まぁ、本来はこうなんだろうなぁ。」

 

 

とも思う自分がいる。

 

日本だと、まずコンビニですら

 

「いらっしゃいませ」からはじまり、

 

会計の後に、「ありがとうございました」

 

で終わる。しかも深々としたお辞儀つきだ。

 

何も、買わなくても、退店時に、「ありがとうございました」と言われることもある。

そういうときに少し決まり悪く退店をする自分がいる。

 

おそらく「来店してくれてありがとうございます」という意味なんだろうけど・・・・

 

 

 

 

・・・・・・学生時代にバイトをしていたとき、老若男女かかわらず、

 

金を払うほうがえらいんだぞ、というオーラムンムンの人がいて、こちらの顔すらろくに見もしない人がたくさんいた。

 

そして、そういう人の接客の後は決まって、とてもいやな気持ちになったことを思い出す。

 

そして、そういう人に違和感を覚えた自分がいた。

 

これはたぶん、

 

自分の家族が買い物するとき、

 

おつりや、レシートをもらう際に、

 

必ず 「はい、どーも」とぺこりと頭を軽く下げながら一言言っていたのを幼少期からずっと見ていたからかもしれない。

 

そして、自分もそれが知らず知らずのうちに癖になっていたからかもしれない。

 

 

 

日本に戻ったら、自分から積極的に「ありがとう」ということは中々にタイミングが難しいかもしれない。

 

でも、

 

 

「どーも」

 

ではなく、もう一歩踏み込んで、

 
「こちらこそ、ありがとう」

 

と言えるように心がけたいと、

 

 

今のこの

 

「thank you」
「thank you too」

 

生活を通して思った。