In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

ホームステイも気がつけば終了

 ダバニ語は、やればやるほど、難しかったです。

 

村上春樹いわく、言語は、それこそセンスであり、スポンジのように吸収できるタイプとそうではないタイプがいるそうだが、おそらく自分は後者であって、如何に使う手段と割り切るか・・・というとかもしれないですね・・・ というか、まぁひとつ言い訳するなら、全くの関連性がない言語なので、本当に簡単な単語が覚えられない。

飲む=nya 見る=nyu

とかなので、とっさに聞かれるとどっちかわからなくなってしまう。 ラ、ニャ、リラ、など、動詞の活用変化が、母音アで終わることが多いので、こんがらがってしまいます。

まぁ、1日2時間半、全8回の授業だとこんなものかもしれない・・・ と自分で言い訳をつくってしまいます笑

ところで、自分の研究所でのアウトラインが出ました。 基本、土日以外は、自分で休暇申請しない限りは働く形になりそうです。ということで、学校関係の人に比べると少しキツめな労働条件かもしれない。

というか、書いていて思いましたが、僕の場合、よくよく聞いていると、

「とりあえず、5つある研究室を3ヶ月タームくらいで廻ってもらうね。」

「それから4ヶ月くらいフィールドワークでそれこそさらに北部にサンプリング行ってもらいます」

極めつけ。 「そうそう、二ヶ月以内には、カナダのプロジェクトで建設したコンテナ来る思うから。そこはBSL3(bio safty level3)だけど、そこでモレキュラーもしてもらうから」みたいな

・・・・ ・・・・

まぢか。

 

バイオセーフティーレベル3の研究室なんて、日本でもそうそうないぞ・・・ まさか、途上国でそんな事業に関われるとは・・・

 

最後に・・・ 「日本語から英語は難しいと思うけど、心配ないよ。僕がチェックしてあげるから♩」と。僕の英語のできなさっぷりをはじめから悟っていただいています・・・・笑

・・・・・正直、ボランティアなのか、研修させてもらってるのかわからない立場になってきました・・・・が、逆を言えば、途上国で、こんなBSL3のある研究室で2年間も勉強できるのは、今後の自分のいい経験になると思います。 あと、3ヶ月ずつやけど、 寄生虫、微生物、血液、病理、ワクチン製造、フィールドワークあと分子生物に関われるのは、ホントに獣医冥利につきます。

とにかく英語も両方がんばろ。

あと、一応自分も学生時代、寄生虫とモレキュラーかじった身・・・あと、犬、猫、兎なら、そんじょそこらの新米、未経験よりはできる自信はあるんで、そこらへんでなんとかだましだまし頑張ります・・・