In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

眠れぬ夜に書くこと、主に病気のこと。

ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいました。というか、これを逃したら書く機会無くなっちゃうので、皆さんへの注意と、自分への自戒を込めて。そして、完治への願いをこめて・・・・

 

まずは、岡山が終了直後、というよりも、帰宅中から「体がだるいなぁ」

と思っていたら、案の定次の日から、体調をくずしました。

第一弾は、とにかく下痢。

水様性の下痢が、恐ろしい量、回数で、とにかく止まらない。

本気で一日20回以上トイレに行って、それ以外は熱も37.5くらいあったので、体もだるくポカリ飲んでひたすら寝てました。最初は、「二ヶ月の体の疲れだろう」

くらいに思っていたけど、2日経っても全く止まらず・・・、止まる気配すらなく。回数も減らず。さすがに心配になって、病院に行って、強い下痢止めと抗生剤もらって、それを飲みだしたが・・・

 

それでも、数日しても止まりません・・・・しかも全く。その頃には熱もまた出だして微熱で体もだるく。

さすがに心配になって、再度病院に行ったら、血液検査をされ。。。そして、点滴・・・・おいおい。

この辺りは、動物病院とやってること変わらない・・・笑

まさか、自分が下痢でお世話になるとは・・・・

・・・・で結果が出るのに数日・・・その間も、あまり調子は変わらず。

検査結果も、特に問題なく、感染数値(好中球、好酸球)が上がってないから、おそらくウイルス性下痢だろう・・・とのこと。好酸球は原虫だと確かあまり顕著にあがらないんすけど。。。。

まぁ、とにかく、それで、再度点滴され、さらに数日・・・下痢はそれでようやく終息しました。この時点で、約10日

最終的には、下痢は、「あれっ???」って感じで、すーーーーーーーーーーっとさざ波のように終息してくれました。

それでも、病み上がり。できる限り、外出も控え、家で大人しく勉強したりしていました。

そして、治って1週間弱、初めての週末。ようやく治って、久しぶりに友達とご飯を食べ、帰宅途中、寒気がしました。

 

まさかです。

まさかの展開です。

自分も、まさか、まさかと思いつつ、その日は風呂に入って、暖かくして寝ました。

でも次の日も体のダルさ、そして今回は寒気が止まりません。悪寒が常にあり、震え続け・・・

その日の夜は、ロキソニンを飲んで寝たんですが、さらに次の日は、全く悪寒が止まらず。

どうしても次の日に用事が控えていたので、熱を測ったらなんと39.6!!!!!

39.6???????

人生で一番高いかもしれない・・・やや終息気味やけど、まさかのインフルエンザ????

ということで、おかんに乗せられ、急遽夜間診療へ。 鼻に綿棒を突っ込まれ、インフルエンザではないということがわかり、とりあえずその日は、解熱剤もらって、帰宅。

次の日に用事を済ませ大人しく寝て、さらにその次の日。

また、再び高熱 38.6。 そして悪寒。そして今度は、口内炎で、口中が文字通り、爛れるような感じになってきて、飲み込むことさえ困難になってきました。

マジでポカリスエットが痛くて飲めないレベル。水。ないし、シャーベットみたいなのをひいひいいいながら飲み込む感じ。

さすがにこれもまずいということで、再度病院へ。そして、念のため再度インフルエンザの検査。そして陰性。

先生も「疲れがかなり溜まっているんでしょう」ということで、引き続き、抗生剤とロキソニンを飲むことに。

それでも3日しても下がらないので、さすがに4月も近づき、研修も近く、不安になってきたので相談を兼ねて、解熱の点滴を希望しに再度来院。

点滴を、数日することに。

そして、

そして、次の日。

同じように点滴をしにいくと。看護師さんがギョ!!とした顔で「こんな発疹ありました?」

と手を見つめ、聞きます。

そう、そのときに僕の両腕には、赤い発疹がばーーーーって撒かれたように広がり・・・

そこで、急遽、麻疹、風疹の検査です。

・・・・・そして5日後、麻疹が確定されます。

この時点で4月5日・・・・。

この間、ずっと熱が微妙に残り、基本は病床。そして、咳が止まらず、現在も少し残ってます。

 

今、これを書いているのは、この日(書いているのが、咳き込んでしまい寝れなかったので早朝なので)、日にちをずらしてもらったバイク講習があるため東京のホテルです。

正直、今回の病気は、今もまだ完治じゃなく体力的に7〜8割くらいやし、

なんといっても、精神的にとても、とても、辛かった(辛い)です。

いつ、治るかわからないし、せっかく、新しい環境が始まろうとする矢先。

今も、できる限りのことしているけど、もしかすると、ほんとにもしかすると、再度体調崩したりで、二本松からの退去も可能性としては0では無い状態です。

でも、ここまで、きたら、自分の体を信じてもうやっていくしかない・・・という感じです。

床に臥せっているときに、久しぶりに遠藤周作のエッセイをひもときました。

「病気は確かに生活にとっては、マイナスかもしれない、しかし私は、約3年の入院と3度の手術を経験し、それはむしろ、人生のプラスになった。」

という言葉に、手術もしていない、たかだか、3週間程度の病床でしたが、本当に泣きそうになりました。

自分も、今回の病気で改めて感じたこと、考えたこと、たくさんあった気がします。

また機会があればそこらにも触れたいですが、今は時間がない。

さて、今日はバイク講習。 無理せず。 適度に頑張ってきます。

みんなに会って、精神的なはりがでるといいなあ。