In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

いざ二次試験。午後の部。技術面接編


午後は、予定通り、昼一番で、技術面接です。

席で待機していると、受験番号と職種が呼ばれます。

っていっても獣医は僕一人なんで、職種呼ばれた時点で僕なんすけどw

「○○へいってください。あ、あと人物面接、すぐ後になったんで~」

え?でも待ち時間減った!ラッキー!!!

ってことで、面接部屋へ。 部屋の前で座って待ってると。

初老の男性、中年男性、女性の三人が、僕の待機している部屋の前へ。

「むむむ。こいつらか!」と思ってると、少し、待っててくださいねぇ~~という軽い感じ。

「あ、はい・・・」なんか、いい人そう。よかった。

 

って感じで、待ってるといよいよ呼ばれます。

 

向かって前に初老の男性、 右側に中年男性、女性。 L字型スタイルの面接は初めてだぜ。

「はい。では、名前と受験番号を言ってください」

「は、はい~ 名前は・・・・で、受験番号は、、、、、、(や、やばい、出てこない。あ、紙持ってたラッキー)・・・・・・です。」

ということで、ここから技術面接です。

覚えてる範囲で言うと尋ねられたのが、

胚移植は、

・FSHとPMSGではなぜ、ショットの回数が違うのか。

・ヨードなどを用いてる農家はまだあるのか?(だったかな、完全に忘れてます)

・日本の人工授精の成功率は?またその成功率を左右する要因はなに?

などなど。正直、教科書に書いてないことも結構聞かれました。

こっちの方の回答は、あんまり自信なく、先生が大分誘導してくれたり、答えてくれたりしました。

後で、聞いたら、元山大の繁殖の教授だと。どおりでマニアック。

逆にeast coast feverは、元寄生虫研究室の意地で、ほぼ完ぺきだったと思う。

といっても質問内容は。

・どういった症状で、どういう検査をするのか?

・他の疾患との(たとえばバベシア)との鑑別は?

・アフリカでは、いわゆる牛の方が、水牛よりも高感受性なんだけど、それはなんでだと思う?

・ところで、なんでeast coast feverっていうの?(ええ?それ聞くの?)

って感じでした。 とおろどころ、「ほぉ・・・・~なんですか・・・・」

って自分は知らないように聞き返してきてうぜえ!!www

まぁ、それでも滞りなくひとまず、面接は終了。

そしてしばらく面接後の感想。

「まぁ、正直、全部のことをできるなんて、私たちも最初から思ってないから。

とりあえず、最低限のことがわかってるかのかくにんですから。」

ってwwww

そのあと、何か質問は?っていうことで、

・ 派遣内容とのずれが実際どうなのか

・ 要請内容以外のことにも、チャレンジしていいのか

みたいなことを聞きました。

逆に向こうから、

「履歴書書いてあるけど研修自分で行ってもらえるの?いやぁ、正直助かりますwww」

っていわれたよ。

そんな感じで和やかに、面接は終了。

最後に。

「あのぉ・・・・先生は、どちらかの大学で教鞭を・・・?」

と恐る恐る尋ねると。

先生「あ、私は山口大学で去年まで繁殖講座にいました、なんで、H沼先生のことはよく知っていますよ(ニヤっ)」

僕「あ、そうなんですか・・・・・H沼先生には、繁殖の試験でことごとくいじめられましたよ~~ハハハは(苦笑)」

先生:「ハハハハハ」

はぁ。次は人物面接。 なんか、なんとでもなれっていう気持ちになってきた。