In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

1月の振り返り。

いやー忙しかったです。

 

スケジュールももちろんですが、

 

なんか

 

 

精神的に。

 

 

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ブログ全く更新できませんでした笑

 

ということで、年明け以降のカリキュラムを掻い摘んで書いておこうと思います

 

(1)疫学のテスト

 

年明け一発目は、疫学のテスト。

 

練習問題を見る限り余裕っしょ~~!持ち込みも可だし。

 

 

とタカをくくってたら、意外と問題ややこしい・・・・3時間試験時間あったけど、かなりギリギリ。

 

みんな試験終わった後死んだ顔してたし。

 

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最終的に3分の1の学生が結果が返ってきたら完答できてなかったらしい・・・

 

そんな練習問題よりよほどややこしい問題出してなんの意味があるんだろう・・・・

 

マジで。

 

ちなみに私は一応日本人(の学科は一応理系笑)計算問題は100%正解でした。

 

これだけ自慢させろー!!笑

 

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でも、自分では正しいと思っていた論述がなぜかunclearだったりで・・・回答持込のプリントから記入したんですけど・・・・

 

なんか、正直間違ったこと、普通の説明もあんだけ不明瞭に教えてた人にそんな採点されてもな・・・

 

と結局このテストでも不満が溜まった。今日此の頃。

 

(2)Communicable disease

 

オプショナルでとったもの。

 

変わり者で有名な先生。

 

この講義で実感したのは

 

「この人本当はこんなことしたくないんだろうな~」

 

ということ笑。

 

実地でいろいろしたいんでしょう。

 

でも、個人的にはすごく好きです。

 

質問とかに個人的に行くとイキイキしてるし、ちゃんと話も聞いてくれる。授業がシたくないだけなんだろうと。飲みに行ったら面白そうだよね。

 

少年

 

のような瞳が素敵です笑

 

アサインメントは、なんでもいいから好きな伝染病に対しての介入政策を書くこと。

(すごくはしょった書き方ですが、ちゃんと問題分析して・・・みたいな流れをしています)

 

自分はガーナの鳥インフルエンザを選びました。

 

自分の実体験に基づいていること。

どうすればいいか肌でわかっていること

獣医師として人にも関わる疾患として取り扱えること

 

を前提に選びました。

 

ぶっちゃけ、英語云々を抜きにしたら、日本はノウハウもあるし、もともとは動物由来なので、絶対に知識では負けない自信はあります・・・が、アサインメントは正直怖い・・・な・・・自分の言っていることがなんか伝わってないのかな・・・と不安になります。涙

 

そういえば、イギリスに来て初めて

 

「あんた、それ間違ってんで!!」

 

 

を言って先生に楯突いて、向こうを認めさせることができたのもこの講義のある意味いい勉強だったかもしれないです。

 

英語だと煙に巻かれる感じがしますが、本当に自分の知識に自信があれば、言って向こうの知識の間違いを認めさせることもできるんだな。と。

 

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あ、でも、彼の著書はちゃんと読むと本当によくまとまっているのでここでおすすめしておきます笑

 

Public Health: An Action Guide to Improving Health

Public Health: An Action Guide to Improving Health

 

 

 3)卒論の為のliterature review

 

講義は非常につまんない。あいまい。一般的。

 

アサインメントは最低8つ読んでのliterature review

 

基本的には、同じヘルス関係のことをプレでやったので、内容はまったく違えど、考え方とか書き方の手法はほとんど変えませんでした。

 

このpresessional で学んだliterature reviewの書き方が、このコースでちゃんと評価されるのか・・・・それが正直心配です。なんか、これで文法以外で論理構成とかがおかしいとか言われると、プレセッショナルを否定されているような感じで本当に怖いです。

 

なんだろう。先生によって言ってることがコロコロ変わるので本当に信頼ができません。

 

4)research proposal

 

非常におもしろい内容だったと思う。これを受けながら自分がガーナでした調査のよかったところと、もう少しこうしたらよかったな。

と思うことが客観的に見れたと思う。

今、調査をしたら格段にいいものができる気がする笑(気だけではないことを祈る)

 

ただ、これもやっぱり少し疑問を感じるところがあった。残念ながら。

 

同じ同級生の日本の方が母子手帳を調査のテーマにあげようとした。

 

でも、どんなに日本人が書いた論文を見せても彼女がリサーチで提示する質問が「不明瞭」だと突っぱねられ。結構まいってました。

 

ご存じない方もいると思うので補足すると、日本人には当たり前な母子手帳ですが、世界では本当にマイナーです。というか日本が発祥だそうで。

 

でも、マイナーだから、WHOに沿わないから不明瞭だとする?(ように見えてしまう)スタンスに正直????を隠せない感じはありました(先生の性格は好きだけど)

 

わからないけど、どんなに結果を出しても

 

西欧の考え方にない==却下なのか・・・

 

と、そのせいにしてしまいそうになります。

というのは、

 

不明瞭なのは、

 

自分の「英語」のせいなのか、ほんとにその概念がないので

「文化的背景」で理解できないのかがわからないから。

 

これは年末に出したアサインメントでもそうで、

 

受かってたけど、本当にギリギリ。

 

下手こいた~~~~~~

 

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自分なりに全部エビデンスも揃えてロジカルに書いたつもりだったので、結構ショックでした。

 

WHOとかをちゃんとエビデンスにしてて、しかも前回結構高得点を取れたプロポーサルの書き方に準拠して書いたのになぜか「不明瞭」

 

これだけ採点者によって違うのは果たしてどうなんだろう・・・・

 

アフリカンでも仲良くなった人とかは結構最近

「ここの意味がわかんない」

とか

「どうやってストラテジーをたてるの?」

 

とかちょこちょこ自分にも聞いてくれるようになった。

 

グループディスカッションしても自分のアイデア採用してくれたりとか。

 

でも、なんかそういうのがあると釈然としない・・・

 

し、本当に落ちそうで不安になります。

 

そんな気持ちのまま、アサインメントを3つほぼ同時に提出し、

 

ターム1が終わりました。

 

 なんか、ここに来て初めて不安定です。

 

落ちたらどうしようという不安とか。

やっても評価されない不安とか。あと、プロポーサルというアサインメント上、どうしても既存のアイデアとほとんど同じにならざるを得ない場合とかにどこまでが「盗用」扱いになるのか。どうしても引用しても

 

地域住民への教育

 

とかフレーズ変えようがないものもあるので・・・・

 

評価なんか気にしてないつもりだったけど、やっぱり

自分が否定される==日本人の考え方が否定されてる

 

ような感じがしてしまい悔しくなります。

(いや、自分の英語力のせいなんですけどね・・・・)

でも そんなの関係ねぇ!!!!!!

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ということで、がんばります。