In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

ポンタマレ通信。宗教について。

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ガーナの宗教は、国教というものが特になく(嘘かも間違ってたらすみません)、ガーナ人は、一応大部分がキリスト教なのですが、北部に行くほどイスラム教が多数を占めて行きます。

僕が所属しているPong-Tamaleそして、近隣の大都市、Tamaleはその典型的な例で、僕のホームステイ先もイスラム教の家族でした。

イスラム教というと、皆さん色々なイメージを持たれると思いますが。

ホームステイ、そして、本赴任でこの地に来て、今すこしずつ感じているのは、良い意味で、とても上手く文化にとけ込んでいるイスラム教・・・という感じがします。

もちろん、一般的には(ひょっとしたら少数はいるかもしれないので。何事も絶対はない)、お酒も飲まないし、豚肉も食べないし、1日5回メッカに向かってお祈りもし、ラマダンもして、夕方にはアザンが鳴り響きます(田舎なのでモスクからではなく家単位で)。

ただ、よくテレビで見るようなTHE イスラム  というような雰囲気は全くなく、ホームステイ先で僕が一番仲良かったのも、女性の方だったし、男性と女性の垣根が、すごく低いイスラム教だな。と思います。

女性も、一応頭に撒いて入るけど、特に肌やましては顔を隠したり・・・とかは全然いません。

コーランを守ることは、とても大切だし、イスラム教の方々にも敬意を払っているし、女性が、顔を隠したり、家族以外の男性と話さない・・・という文化ももちろん、それはそれで大切だとは思うけど。

男の自分としては、これくらいの感じのイスラム教だとすごくやりやすいなぁ・・・と思ってしまったりするのです。

やっぱり、男。男の中に入って男社会だけにとけ込む・・・っていうのもなんとなく味気ない感じがあるので。

ただ、イスラムの休日は土曜日やけど、タマレの主要なスーパーなどは、ガーナ基準なのでキリストの休日日曜日が教会へ行く日・・・ということで閉店日・・・ということで、イスラム教の人にとっては少しショッピングは大変かもしれないですね。