In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

イギリス開発学勉強会

先週末に、タイトルにもあるイギリス開発学勉強会(通称IDPP)の勉強会(というか、就職の説明会?)に参加してきました。

 

イギリス開発学勉強会ってなんぞね?

 

という方も多いと思いますので、説明の為にHPから抜粋させてもらいました。

 

英国開発学勉強会 Intercollegiate Development Discussion Panel(IDDP)

は、英国で開発問題に関心を持つ学生が、自主的に運営する非営利団体(2000年発足)です。主な活動として、主にロンドンで開発関連のさまざまなテーマを取り上げた勉強会の企画・開催を行なっております。

 

 

とあります。(下記はHP)

 

sites.google.com

 
 
 

 基本的に1,2ヶ月に一回くらい勉強会を行っているみたいで、自分も非常に興味がある分野のことをちょこちょことやってはくれるのですが、如何せん会場が遠く(基本的にロンドン)。 自分のコースのカリキュラム的に難しかったので、今まで参加ができませんでした。

 

そんなこの時期に、近隣の大都市、マンチェスターでとある催しがあるということで、これは参加しよう。と一念発起し笑 日帰りで行ってきました。

 

当日は、リーズは暴風凄まじく、台風のよう・・・・

 

こりゃひでーなー・・・オレの天パが・・・涙

 

と思いながらバスに乗り込み着いたその先

 

マンチェスター

 

風が全く無いで・・・笑

 

なんやねんそれ。。。。

 

でも、マンチェスターの町並みは、曇ということも手伝ってかなんかものすごく殺伐として見えました。なんか時計じかけのオレンジに出てきそうな・・・デストピア臭がものすごい笑

 

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リーズよりいいという人もいますが、自分は町並みはリーズの方が好きかな・・・なんか遠くに丘が見えるとことかどことなく牧歌的な要素が残っている感じがして・・・笑

 

さて、今回の内容は外務省の方によるJPOの応募に関する基本的な説明、並びに国連職員の方の経験談というもの。

 

JPOとは、外務省の説明によると

 

JPO派遣制度とは将来,国際機関で正規に勤務することをめざす若手邦人を対象に、日本政府の経費負担で一定期間(原則2年間)各国際機関で職員として勤務し、必要な知識・経験を積むことができる制度です。

 

 

となっています。

国際機関はその時の選考、応募者の経歴等によって様々ですが、WHOやWFPなど名だたる国際機関に2年間派遣されるということになっています。

 

この時はILOという国際機関に勤めていらっしゃる方の講演で、

 

自分がなぜ国連を受けるに至ったか、採用されるまでの辛かった道のりなどなど、自分の過去の経験をいろいろと語ってくれました。
(誰かは受かっている!!をモットーに頑張られたそうだ)

 

協力隊時代のメリットの一つとして、国連職員・大使館職員・その他いろいろな国際関係・駐在関係の人に出会えることなのですが、皆さんオフの時でも往々にしてテキパキ(ハキハキ)としていらっしゃる方が非常に多く、この方もご多分に漏れずものすごくテキパキとしてらっしゃる方でした。

 

協力隊前だと、

 

「国際関係、国連職員・・・ひぇ~~~」

 

と思ったりもしましたが、よくよく考えると

 

  • お金がほとんど発生していないだけで、一応彼らも知らないような文字通り草の根のフィールドでガッツリ悩んで、もがきながら2年やってきたわけだし、
  • 責任感という点においては、動物病院で生死を目の前で扱う、ある意味一番責任感を伴う仕事の一つである「医療(あえてそう呼ぶ」に曲がりなりにもDrとして携わってきて、
  • キャリアアップの為に医療系登竜門と言われるMPHを勉強している

 

わけなので、

 

彼らを尊敬するのは当然かもしれないけれど、そんなに過剰に謙るほど変な引け目を感じるような必要は無いかー(学生という点を除いて笑)

 

と冷静に自分自身の経歴と照らし合わせてました。(今、学生だけど笑)

 

今回の説明を聴いて以降、自分がまだ今後JPO受けるかどうかというのが正直定まっていないのですが、

 

なんといっても足を引っ張るのが英語であり(全然伸びている感じがしない・・・涙)また、家族のこととか、年齢制限も考えると、今後に向けてもう少し具体的に考え始めないと行けないなぁと気持ちを引き締めることができた一日でした。(全く考えていないわけではないけれど、選択肢としてJPOも入れるならそれ相応に苦労を更にしないといけないので涙)

 

今回は近隣のいろいろな大学からの参加もありまして、それこそマンチェスターやらリバプール熱帯医学校やらシェフィールドやら(コースはさまざまで)。

 

なんとなくフットボールではありませんが、対抗心を燃やしてしまったり(フットボールの世界ではリーズは激弱らしいですが笑)

 協力隊経験者がやっぱり各大学院にはちらほらいらっしゃって、派遣時期が若干かぶっていたため(そりゃそうだ)共通の知り合いがいたり笑

 

リーズにいるとなんだかんだで普段会う日本人は大体固定されてきてしまっていたので、結果的に非常に刺激的な講演会だったと思います。

 

また機会を見つけてこういう会合はできるだけ参加したいですね。

 

そうそう。 この講演会の為にちょっとジャケットを着ておしゃれをしていったら

 

「気合入れすぎでしょ!!」

 

と・・・・

 

いやいや。

 

日本だと、結構これが普通でしたから!!

 

いやー本当にそろそろおしゃれをしたいですよ・・・

 

イギリスだとどうしてもカリキュラムの忙しさと服の手入れとかを考えるとおしゃれをしづらく・・・涙

 

あと五ヶ月・・・

 

では。