イギリスのいいところ その2 お客様至上主義について思うこと。
ということで、第二弾。
イギリス(リーズ)では、基本的に先進国といえど、
・接客が日本みたいにヘコヘコ丁寧にしていることはまずない。
・フランク
な感じがすごくします。
もっと言うと、
あんまりやる気がない。
かえりたーい!!!
というオーラがプンプンする笑
あんまり清掃とかもきちっとしてないし、閉店間際の店とか結構ドロドロだったりもする。
トイレだけはちょっと困るけど。
何より驚いたのは日曜の開店時間が12:00~5:00とかになること。
コンビニ(らしいもの)もあんまり日本みたいにないこと
ガーナでも思ってたけど、似たような経済のイギリスを見るとより、日本もそこまでしろとは思わないけど、もうちょっと肩の力を抜いても良いんじゃないかなーと思う。
正直、そこまでこの状態でも生活に困ることはないし、何より日本のコンビニみたいに大量の廃棄がでない可能性がおそらく高いのが好印象(実際は知らんけど)。
よくおもてなしとサービスを混同しがちだけど、
日本の今の悪しき文化(だと自分は考えている)
(過剰な笑)サービスは 主従関係が絶対的なもの。
(そもそもサービスの語源が奴隷、召使かららしい)
お客様至上主義の日本のサービスもここから来ている気がする。
でも、おもてなしは主客対等、提供する側の誠意を込めるということだそうだ。
日本は「おもてなし」といいつつも、結局は「サービス」と混同していないだろうか。
(スマイル0円とか対価が発生するサービスの原則から外れているし・・・)
個人的には
「おもてなし」は大好きだ。
誰かが喜んでくれるとそれはとても嬉しい。
でも、だからこそ、
サービスはサービス。
相手に必要以上の期待を押し付けては行けないな。
と思う。
いいところを残し、改善していく。
KAIZEN
は、決して経済の効率を良くするためだけに使うものじゃないはず。
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「いやー、最近オレ思うんですよ、やっぱ日本てすごいんだなって。ベンツってありますよね、ベンツ。・・・中略・・・ベンツの自国にも優れた過給機メーカーあるんですよ。でも日本製を選んだ。こういうとそれははコストだってすぐ言う奴いるんです。選ばれたのは優れた技術と信頼性ですよ。コストはその後にくるんです。ハーレーってありますよね。THEアメリカンってオートバイ。あれ10年以上前ですでに30%以上が日本製のパーツで構成されているんです。昔から日本製バイクってハーレーにとって敵ですよ。その敵を構成する部品メーカーから自分達も買う。やっぱいいバイクを作りたいんでしょうね。そうやって世界中の2輪4輪メーカーが日本の製品のすごさを証明してる。でも彼らは結局最後まで理解できないと思うんですよ。優れてて信頼性があって、そしてコストも抑えられている。人件費もけして安くない日本でなぜ今でもそれができるのか?つまり、それがギセイですよどんなことでもいいモノ(仕事)は絶対にギセイの上でしか成り立たないんですよ(湾岸midnight VOL.25,pp151-154)」
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改善と犠牲で上記の文章を思い出しました。
下町ロケットは確かにいいドラマで、観る度に胸が熱くなります。
徹夜で頑張るその姿、それは単なる「犠牲」を教えることだけではないはず。
小さくても「夢」を持つことの大事さ、それに対して苦労を厭わない大切さを教えているんだと思います。
上記の文章の中の「犠牲」という言葉。
それは、そういう為のもの=厭わない苦労。
という意味であるようにこれからは変わっていかないといけないんだと思います。
自分たちの「マインド」も普段からの心がけで
KAIZENしていくこと。
それがこれからは大事なんだと思う。
最近、講義でしょっちゅうbehaviour changeをどう行うかについて考えてるので、こんな内容になったのかも笑
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余談ですが、おそらく日本人から見た少々の不満なんて、海外言ってみると本当に重箱の隅をほじくっているようなものだとガーナはいわんやイギリスでも思う。
数分の電車の遅延?? なにそれ?遅延なの?
説明が不十分?? 本当に??自分がもう少しスマホで調べたら解決できたことじゃない?イギリスなんて教えてすらいないのに、聞いてないお前が悪い的な空気を出しますぜ。
イギリスでの実話です笑
心がけ次第で100%はもちろん無理だけど、多くのことはプラスに変えることができると思う。
マイナスをプラスに。
イギリスでのマイナスに思うことも、プラスに思うことも、それはきっと自分にとってのプラスになっているんだと、最近強く思います。
でも、単位を落とすとかは、そんなこと考えられないくらい凹むだろうから、全力をとにかく出しきります・・・笑