In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

海外大学院留学まとめ~IELTS ガーナで受験編~

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さて、最大の難関IELTS


はじめに言っておきます

スコアは本当に自慢できるものではありません。


本当にギリギリギリです。


ただ、約2、3ヶ月の勉強でまぁ、合格いただけるスコアに達したと言うことで恥を忍んで、勉強法等書かせていただきます。


自分は、これを任国ガーナで受けました。

the 発展途上国で受けるというのも中々無いことだと思うので、自分が思うガーナで受けたことの感想・システムなど。


ガーナで受けるメリットは正直まった~~~くありません。


将来、協力隊終わった後に海外の大学院に行きたい。

と思っている方。


特に


終わってからすぐに行きたい!!


と言う方で無い限り、正直途上国で受けないほうがいいと個人的には思います。


理由は以下


・値段が日本と変わらない。

ガーナにおいては、値段が本当に日本で受験するのと変わりません(国によってはなんか安いところもあるみたいですが・・・)
一回受けるのに約2万5000円そして、首都でしか受けれなかったので、プラスその移動費。

日本みたいに主要都市であれば、TOEICに比べて圧倒的にマイナーでも受けれるような便利さは皆無でした。
そのため、コストも時間も日本よりかかると思ってもらっていいかと。

*但し、これはガーナの場合。国によっては上記のように安いところもあるみたいなので。


・スケジュールが雑

基本的に日本みたいに会場によっては一日で全部。というわけにはいきません。
必ず二日間。しかも時間は向こうが指定。会場も違う。

そのため、僅か15分のテストの為に、片道1時間もかけてドミトリーから会場まで移動しなければいけなかったので本当に面倒くさかったです。

また、試験約一月半前くらいからしかエントリーができず、しかも払い込みもクレジットカードは不可で銀行に行ってしなければならないという超絶めんどくさい感じでした(しかも全部の州都にない
銀行)この銀行振り込みも、現金のみで一度ドル預金から引き出して再度現地通貨で払い込みという感じ。


・結果が原本のみ。


もう、何が嫌だったかというとこれ!!

郵送も発展していないガーナだと怖くて頼めないし、にもかかわらずe-mailやwebで結果がわからない。
首都にあるブリティッシュカウンシルまで行かないといけない・・・・(e-mailで結果をくれと交渉したけどダメの一点張り。ガーナ人普段超絶テキトーなくせにこういうところはなぜかあんまり融通がききません。)

本当に面倒くさかったです・・・

しかも結果をもらうためだけにパスポートが必要と言われ・・・

ちゃんとパスポートコピーとIDカード持ってったら最初めっちゃ拒否され、ごねまくって「今回だけ」ということで、もらえましたが、本当に面倒くさかった。


・アウェイ感が半端ない。そして東洋人には不利なことばかり


自分は、ガーナで二回受験したのですが、大体2回とも2-300人くらい受験していたのですが、ほとんどアフリカ系の人ばかり。


東洋人は全部で3人くらいだったかな。

50人部屋に1人ぽつんといる自分・・・アウェイ感半端ない笑


また、なぜか筆記試験中に何度も何度もパスポートをチェックされる。

これが非常にうっとうしい。

時間がただでさえないようなreading、writing セクションで、自分が解答しているにも関わらず


わざわざ、解答用紙をよけさせて、パスポートをチェックされた・・・しかも何回も・・・


なんでやねん!!

 

と。

 

後々聞いた話によると、どうやら某隣国の大国の方々で、一時期海外で替え玉受験が流行っていたそうな。


それによって、東洋人に対して、特に異国で受ける場合にIELTS側から厳重なチェックが行われるようになったらしい。


事実がどうかはわからないけれど、それが本当なら迷惑極まりない・・・・。


また、受験料はガーナ通貨で言うと860セディですが(2014年8月当時)、

 

これがどのくらいかと言うと、小学校の先生の初任給が約400セディというところから推察してほしいです。

 

つまり、これだけのお金をぽんぽん払えるような家庭→ガーナの中では相当裕福な(おそらく日本の中流家庭なんか目じゃないくらい(これももはや死語?))方々であることは間違いないわけで。

 

服装もしっかりしているし、英語も幼少期からおそらく留学を前提としているような教育を受けてきているのか相当流暢な英語です。

 

そもそもここガーナは公用語が英語であり、どんな貧しそうな人でも小学校を出ていれば少なくとも日本人の大多数よりは文法等が怪しいと言えど英語は喋れます。

 

IELTSのspeakingはインタビュー形式で、録音されたものはイギリスに送られ採点されているとはいっても、面接官の採点枠もあるだろうこのテスト。

やはりこのような人々の中で、英語が公用語でもない日本人が受けるのは結構なハンデだろうと思います。しかもガーナ人、屁理屈だけは達者なので、日本人の英語はやっぱり浮いてしまうと思います。


以上のような理由から、よほどの理由がなければ日本でIELTSを受けることをおすすめします。某情報によると、日本のほうが採点も甘めらしいしね。

 

次回は、受験勉強で自分がした勉強方法など。

 

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