In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

海外大学院留学あれこれまとめ~必要な書類の準備。

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さて、ではカウンセリングを終え。ひとまず実際にどのように準備をしていくか。

ということに話が進みます。

基本的にイギリスの大学院で出願時に必要なものは

推薦状 2通
英文成績証明書
英文卒業証明書
志望動機書
履歴書
IELTSのスコア
(貯蓄残高証明書)
(パスポート(青年海外協力隊で使う公用旅券(緑)じゃない自分が所持している一般旅券(赤か青))のコピー)

となってきます。

今回は、上記のうち上3つの準備方法。

 

英文成績・卒業証明書に関しては、本当に簡単で、
おそらくどの大学も進路相談課とか学生課みたいなのがあり、HP上で、証明書の申請・郵送が行えると思います。

但し、英文の場合は、大学によっては特殊な書類として、別個にeメールなどで頼まなければいけない場合もあると聞いたので、これは
各々の出身大学のHPなり問い合わせなりでチェックしてみるといいと思います。

 

自分の場合は、実家に送ってもらい、それをそのまま留学斡旋企業に送付してもらいました。

 

(ちなみに一通あれば十分とのことでした・・・・自分はよく詳細を聞かなかったので、無駄に数通も用意してしまいました。
皆さんも企業を通すときは事前に確認をしっかりしてください笑)


・・・で、問題なのは、推薦状。

言い方が悪いですが、ただできるだけしっかりした肩書きの人に書いてもらう・・・・ではなく、自分がどのようなこと
をしてきたか・・・という背景を知っている人にしっかりとした文章で書いてもらうことが必要となってきます。

自分の場合は、

 

・学生時代の研究室の担当教授
・ガーナでの任地に併設されたVeterinary collegeの校長

 

の二人にしました。

協力隊の人は、しかるべき地位の人が近辺にいるようでしたら、バックグラウンドの多様性をアピールできるいいチャンスだと思うので、
ぜひ頼んでみるといいと思います。

 


・・・でこれが伏線ですが、実は担当教授には、一時帰国の際にお願いをしてきました。
これもいつか書きましたが、一時帰国のひとつの目的だったわけです・・・はい。

で、肝心の文章ですが、正直なところ多忙なお二人であったこともあり、簡単な要旨は、自分が作成しました。
それをもとに何回かメールでやりとりを行い、最終的に自筆サインをいただいて、PDFファイルで作成。厳封して斡旋企業に提出・・・という流れになります。
(あと、お願いした二人からそれぞれ、直接斡旋企業にメールしてもらいました。自分から送るのは捏造防止のため不可とのことでした)

肝心の書いた内容ですが、

担当教授は

・自分が学生時代にどのような研究室でどのような研究をおこなってきたか、学習態度。
・卒業後の進路(自分なら動物病院で勤務して獣医師としてのスキルアップを図ったなど)
・現在協力隊にきている旨。

など

学校の校長には、

・協力隊で来ている自分の環境(たとえば、研究所、大学など)
・その中で行っている活動(大学での講義、クリーンアップエクササイズなど)


を盛り込んでもらいました。

こう書いていると、お互いの推薦者が、お互い知らない環境を補完してくれているので、前述の、「多様性がある推薦状がかけたのではないかと思います」
特に、協力隊で派遣されていて、将来「開発系」や自分のように医療系ならば「公衆衛生」に進みたいと考えている人は、志望動機書や履歴書を裏付けるいい材料になると思います。

 

推薦状もたくさん見本があるので、それを基にして書くといい推薦状が書けるのではないでしょうか。

注意点として、数校に出願するようでしたら、そのような書き方にすることだと思います

具体的には、

 

・学校名は記載しない(何校もあるので)
・もちろん提出先の住所等も記載しない(見本は必ず結構記載しているので)

 

このあたりは、一部つくれば斡旋企業が全部やってくれます(そういう意味でも本当に助かりました)
また、カウンセリングやメール等でもそのあたりの簡単な注意くらいは無料で言ってくれるので本当に助かりました。

ということで、今回は、推薦状の書き方でした。

では、また。