In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

はじめの一歩。

 

 

いよいよ。講義が始まります。

 

対象はDiplomaコースの1学年から3学年まで

 

この辺りを自分も詳しく知らなかったですが、

どうもカレッジ内には、diplomaと、certificate の二つのコースがあるようです・・・しかしながら、同じような講義をしているし、一応DiplomaのほうがHighクラスみたいだけど・・・・よくわからない。

 

まぁとにかく、最初は5コマと言われていたものが3コマになった・・・のはいいけれど、

毎週木曜日に全てがカリキュラム上詰め込まれてしまい・・・講義時間だけをいうと計六時間・・・orz

 

さて、そんな講義の当日。

 

一時間目は朝の6:30から・・・早っ!!笑

 

ということで、朝、パソコンとプロジェクターを持っていそいそと講義室に出かけます。

 

部屋の場所がわからなかったので掃除のオッサンに聞いたら、早速間違えて教えられた・・・・

 

なんで、わからないなら、わからないといえない?笑

 

This is Ghana!!

 

結局、対象学年の学生に教えられて、教室へ。

 

今日の講義の内容は、悩んだあげく、Introduction とアイスブレイクに5Sを絡めたゲームをしました。

 

 

5Sとは、

 

Seiri(整理)Sorting

Seiton (整頓)Set in Order

Seiketsu(清潔)Sweeping

Seisou(清掃)Standardization

Shituke(しつけ)Sustain the System

 

の5つの頭文字をとったもので、日本人なら割と当たり前のことですが、実は海外に出ると意外と実践されておらず、職種によっては保健関係の人だと、それを定着させることが派遣目的・・・という人もいるくらいです。

 

今回は、その5Sとはなんぞや?という、本当にさわりのさわりをゲームを通して知ってもらおう。

 

ということで、ちょうど先日、スーダンの隊員が、5Sのワークショップを行ったということだったので、そのやり方を教えてもらい、実践しました。

 

具体的には、

 

クラスを何チームかに分け、

 

・この中で誕生日が早い人順に。

・学校から家が遠い人順に。

 

などで、列を作ってもらい、それをグループリーダーに書いて記録してもらいます。

 

もちろんタイム計測つき。

 

・・・・とここで、まず、こういうゲームをやったことがないみたいで、ゲームに対する理解が悪い。

 

順番って何??なんで、列を作る??など、など。

 

まぁ、自分の英語力もあるかもしれませんが。。。

 

ただ、やっている間は割とみんな盛り上がってくれました。

 

ゲームを始める前からずるして、とにかく勝とうとするグループもいたりで・・・

 

やれやれ。

 

そして、ゲームの最後にリーダーを再度呼び、リストを入れ替え、リーダー抜きで違うグループをリスト通りに再度並べてもらい、リストがあることの重要性を認識してもらいました。

 

二回目なので手順をわかった・・・ということもあるかもしれないけれど、

 

リストが無い時には、最大16分かかったグループが一応違うグループでリストがあれば同じことを

45秒程度でできたのはすごいなぁ、と思います。

 

この重要性をガーナ人の学生は理解してくれたのだろうか・・・・本当は動物でも医療に携わる職種なので、これだけでも数回に分けてワークショップをやってしっかりと定着してもらいたい・・・あぁ・・・

 

 

とにもかくにも来週の祝日飛んで、再来週からは、いよいよ本格的にワークショップ形式・・・上手く行くかどうか不安ですが・・・とにかくやるしかない!!