In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

言語の壁と不信感。

さて、前回のむかついた話の詳細。

今日はちょっとガーナに対してネガティブなことを書きます。

まぁこういうこともある種自分が遭遇した事実のひとつなので、主観的だけど記憶にとどめておいていいと思う。

いいことばかりしか書かないのは正直うそ臭いだけなので。

 

そして、もちろんこれがすべてではないと思うし、基本的に自分はガーナ好きです。

 

 

 

・・・・・2月頭くらいにJICAに活動計画表という今後の指針を出さなければいけないこともあり、

所長に確認してもらわなければいけないから時間をとってもらった。

 

この計画書について話そうとする時点で、少しなんかいらいらというか、めんどくさそうな雰囲気がありありとしていたので、正直嫌だったのだが、

講義の件もあったので、活動計画表を見せながらそのあたりを切り出す

 

するとまさかの一言。

 

 

「講義?何行ってるの? あー研究所にいる学生に対してだと思っていた。(ちなみに前回、キチンと教師陣が不足していると聞いたからcollegeでしたいと言ってある)

あのねー、言語の問題があるから、とてもじゃないけど、させられない。」

 

 

とにべのない一言。

 

 

まぁこの辺で、いやいや話が違うだろ。

 

 

と。

 

 

結構イラっとしたんですが、問題はこの次。

 

さすがにこっちも「はいはい」と聞いてばっかりいるわけにはいかないので、

 

「いや、でも、自分とそこまで英語スキル違わない日本人ボランティアがタマレの職業訓練校や高校で普通に授業させてもらっているけど?なぜできないのか」

 

と言ってみた。・・・ら、

 

「あのねー、ここは獣医学校なんだよ、そんなところと同じレベルにしてもらってはこまるんだけど。使う英語も医療英語で難解だしね。君にはラングエッジバリアーがあるから、

とりあえず研究所の学生で何かしたら?」

 

と。

 

まぁ、正直この発言が一番腹が立ったわけです。

 

なんだそりゃ? あなたたちはそんなにお偉いのでしょうか??と。

 

こっちがあなたたちほど英語できないことなんて、自分が一番わかってるし、そのために毎日毎日勉強して少しでもその溝を埋めようとこちらなりに努力してるつもりだ。

確かにネイティブやオフィシャルとして使う人ほど上達しているという実感もないけど、少なくとも日常生活にさして支障が無いレベルやPease corpsの子と普通のスピードならそれなりに

まじめな会話もできるようにはなってきたつもりだ。。

 

それをそこまで否定するか。

 

そちらが英語が壁といいながら、それを改善させるために何か仕事をくれているわけでもなく、

こちらがその改善のためにできそうなことを提案しているような仕事内容はことごとくその「英語が壁だから」却下かよ。

 

獣医だっていうことに自分も少なからずプライドは持っているけど、ここまで人を見下してるような発言をされるとなんか、こういう人と同じ職業と思われたくない。と

いう感じになります。

 

というか、そんな風に近隣の訓練学校(コンピュータ関連を含む)をむちゃ見下した発言してますが、あなたからデータもらうために借りたUSBメモリ、ウイルスまみれでしたが?

人に渡す前にそんな確認もできないコンピュータリテラシがないような人が、

よくそんな風に技術訓練校見下したような発言言えるなと。ついでに言うと、この間来ていたJICA専門家の人からあなたたちのエクセルの使えなさ具合もちゃんと聞いてますが。

 

もう一個言うと、あなたが他と一緒にするなという学生のレベル、正直ひどいです。

 

と。

 

詳細はまた書きますが、遺伝子工学の機材が援助で来るから、研究所の学生もどーせ何もしてないし、今後知識としてしってたほうがいいと思って分子生物学のほんとに基礎を教えようとしたら、

中学生で習うような、細胞の基本構造わかって無かったよ?しかも昨年履修したと言う学生が。

 

結局、その後もこちらの提案する手順シートや、データベースも正直どーでもよさげな感じ丸出しなのと、JICAに提出するから「仕方なく」聞いている感じがありありとしているので、

 

もう

 

「こいつダメだ使えねー、このままイメージ変わらなかったら典型的な俗物上司だ」

 

と少し思い始めてきました。

 

今思えば下手にですぎたか。動物病院の名残だな笑

 

自分より上の立場の人間や、援助を出すような人間には、愛想笑いで、立場が下と見るやいなや学生などにも常に威圧的な感じが正直嫌だったけど、

忙しそうだし、まぁガーナ人の偉い人は文化的にこうなのかなと思ってスルーしてました。

けど、ホストファザーも一応上司だけど、少なくともそんな横柄な感じはないし、人の話も聞いてくれるし。

今回の件で「少なくとも」この人がこんなで、そんな人と密に接してくのは自分がきつくなると思い、今後は向こうの態度が変わらない限りはビジネスライクで行こうと決めました。

自分がものすごく不愉快なのを我慢して下でに出続ける必要は無いだろうと。ガーナだしね。向こうがそこまで考えていない可能性も高いし笑 

 

 

・・・・で、あまりにも悔しいし、正直かなりこちらもむかついたので、次の手を考えました。

 

詳細は次回で。