モノが壊れる。取捨選択の時期?
ここ最近のうちに、モノが立て続けに壊れてしまいました。そのため少々、いや、かなり凹んでしまっています。
まず一番大きいのが、とある出来事の転倒時にカメラが一眼、コンデジ両方とも壊れてしまったこと・・・・これは本当にショックです・・・・
コンデジは、外装ボコボコ、かつレンズの開閉不可・・・
一眼は、レンズのイカレと、こちらは電源すらつかない・・・基盤かなぁ・・・
一台だけ、幸い少し古めのコンパクトデジカメがまだ残っているので、今後はそれを駆使していかないといけません・・・。
JICAが派遣前に推奨した保険には入っているので、それを申請する準備を進めてはいますが、全ての書類が手に入るのは、1月末の総会まで無理・・・・
保険のサポート側は、修理が可能なら修理の方向とのことですが、途上国で修理は実質不可能、かつ、日本への輸送、再送、修理等の期間や、最悪時々届かない可能性もありえることを考えると、あと実質1年半程度しかない活動期間だと修理は厳しいのが個人的な意見です。
そして、今日、朝起きると、なぜか眼鏡のフレームがまっ二つにポッキリと折れている・・・ベッドの端に置いておいたから踏みつぶすこともないだろうに・・・・なぜ??
まぁ眼鏡も3つ持って来ているから困ることはないのですが・・・
ただ、眼鏡は、最悪就寝前用の眼鏡でもなんでも構わないので、なんとかして復旧したい。ネットで話題になっている最強の接着剤を日本に帰国後、使ってみようと思います。
それにしても、こういうトラブルが続けてあると、精神的にドッときます・・・
結局今日は、やりたいこともできず、昼くらいまでクサクサしてて、いつもは流せる、現地の子供の
「スイミンガ、バイ、トーフィー(外人、クッキー買って)」コールにかなりイライラ。
マーケットで、こないだ乗ったタクシーの運転手がわざわざ「来い」って呼ぶから行ったら、「今度どっか出かける時は、オレを個人的にチャーターしろ!」みたいなことを言い出し、さらにイライラ。(呼びつけてそれかよ。うざい。)
おまけに飯買いに行ったのに日曜でマーケットにご飯も売っていない・・・・イライラ最高潮。
イライラしながら、ホストマザーに挨拶して(マーケットに彼女の店があるので)、
「今日、屋台が一件もないんだ」
って言ったら、
「日曜だからねぇ・・・あ、ちょっと待って」
と、裏からゴソゴソ。
「これ今日、私のシスター(ガーナのシスターは姉妹なのか友達なのかわからん)のウェディングでもらったから、あげるわ。食べて」
と、弁当をくれました。
何気ない事かもしれないけど、このちょっとした優しさが、本当に嬉しかったです。
これを食べている間に、むしゃくしゃしていた自分を一歩後ろから見れる余裕が出てきました。
ありがとう。
とりあえず、しばらくはボロいコンデジで頑張ってみようと思います。
「カメラの性能の差が、写真の決定的差ではないことを教えてやる」
です。
あと、今回のカメラの保険の件が一段落したら、個人的に一眼を手放す良い機会かもしれないなぁとも少し思っています。
日本に帰ったらおそらく一眼を使う機会がなさそうなのと、壊れてしまったけど使っていたコンデジのGR。ズームもできない単焦点だけど、このようなカメラが自分の撮影スタイルに一番適しているなぁと一年くらい使ってみてすごく思いました。
自分でお金を払って買ったものだからこそ、その本質がわかる。
そして、その中から自分に必要なものだけを厳選して行く。
ガーナは、確かに日本みたいにモノが多く有りません。
だからこそ、ここにいる間に、自分が本当に必要なもの、必要じゃないもの。
それを取捨選択していく時期なのかもしれません。