In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

海外を知ることで思うこと。

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ふと、ネットを見ていたら、下記のようなサイトが新しくできていました。

~ニートのガラパゴス日本脱出日記~

ga.hatenablog.com

これはおそらく、数年前まであった「ニートの海外就職日記」という以前あったブログを別のどなたがが引き継ぐような形で、新たに起こしたものだと思う。そのため、基本的には、同じような内容をほぼ同じ形でリメイクしているような構成(それを参照するような形で、書籍を宣伝している点が少し発展したくらい)。

このブログを読んでくれている人も、協力隊に興味があるということは海外に興味がある、ということだと思うので、良いか、悪いかは個人の考えに任せるとして一つの視点としてこのようなものもあるということを知ってもらえると幸いです。

「ニートの海外就職日記」は、 もともと協力隊は、行こうと決めてはいたことだったけど、 僕が社会人を通して感じた日本への違和感をある意味、客観的に(多少の誇張はあれど)的確に表現してくれ、協力隊をいざ受けると言う時に背中を押してくれた欠かすことができないひとつの決定的材料であったと思う。

初代?ニートさんは、オーストラリアに留学、シンガポールの現地企業に就職し、働く中

日本の社会システムのおかしな点に、鋭いつっこみを入れていた。

その中で、今でも自分がその通りだなぁ。と思うのが。

「みんなで休まず、みんなで不幸になろうキャンペーン」

「日本は労働ではなく 労道 になっている」

(仕事を、お金をもらう「手段」、ではなく、茶道など、自分を高める絶対的なある種修行的なものとして見る風潮を揶揄した表現。言い得て妙ですね)

という発言。

ガーナにいると、日本という国のシステムの完璧さにある種の感動を覚える反面。

やはり、それは人としての限界ギリギリの労働を一人一人に押し付けすぎなのでは?と思ってしまいます。

システムは完璧だけど、お客「様」で、電車のおっさんはみんな疲れた顔してて、毎年3万人overが自殺する国、日本。

システムは不完全。だけど、食堂で客がフライライス食べている横で、客ほったらかして楽しそうに歌歌ってダンスしている店員。トロトロ乗ったら、とりあえず挨拶するガーナ人

ちなみに、最初の「ニートの」の方は、ある日突然閉鎖されました。どうやらブログに反感もった誰かが、2ちゃんに個人情報を漏らしたみたい。 やれやれです。

どっちがいいかは、その人次第だけどね。

日本に戻ったら、その社会で生きて行くことになるだろう。

けど、ガーナみたいなこういう社会があること。 それを知れているだけでも楽しいと思う。