’それでも’といい続けること。
週末を利用して、首都のアクラに上がってきました。
今回の目的は三つ。
ガーナ市場調査団の中間報告、それから 25年度2次隊の新歓、24-2の先輩隊員の1年報告会です。
ガーナ市場調査団の中間報告、当日の発表は、5人。
JICA外部からもたくさんの人が見学に訪れてくれました。
自分がやっていること、みんなからどのように受け止められるのだろう。自分の独りよがりなことばかり結果としてまとめているだけではないだろうか。当たり前のことだと、そんなことは壮大すぎると、鼻で笑われてしまうんではないだろうか・・・・
などなど、やる前は内心少し不安はありました。
実際にやってみて。
プレゼン自体は大人数の前で話すのがあまり得意ではないから、正直なところ、いつもいつもああすればよかった。こうすればよかった。と思うようなことばかりではあります。
でも、プレゼンが終わったあと、
「ぜんぜんそのような事実を知りませんでした!」
とか
「私も、ヤギが食べているのみたことあります!」
「自分の教育活動のひとつに取り入れてみたい」
といってくれる先輩隊員がいてくれたり。
「このようにしていけば、もっといいんじゃないかな」
というようなアドバイスを外部の見学していただいた方からいただいたりもできました。
正直、自分の題材は、普段の業務の延長上でふと感じた思いつきのものです。
そして、統計や疫学のプロでも自分はありません。
そういう自分にとって、こうやって情報を共有してアドバイスをもらえる環境はすごくありがたい。
自分の仕事をある意味で別の側面から補完できるような仕事のひとつだと思うので、これからも継続してやっていこうという張りができました。
また、この日をきっかけにして、いろいろな人とも知り合いになれました。
それは普段のJICAの活動だけではまず会えなかったであろう人たち。
そして、その人たちと連絡を続けていくことでまた新しい関係、展開が見えてくるんだろうなと思います。今後の方針をまた少しずつまとめていって、次の総会にはもう少しいいデータで集めて、それを使ってさらにステップアップしたことができないかということを模索したい。模索は無料なので。
25年度2次隊の人たちとも会い、早くも、いや・・・ほんとに早い・・・が自分も先輩隊員になってしまいました。そして、先輩隊員の報告会を聞いていて、1年とはやはり本当にあっという間なんだろうなぁと改めて実感しました。
自分が先輩になった・・・という感情よりも、また1日ガーナから帰る日が近づいている、という事実を改めて突きつけられているような気がしました。
ともすると、自分は今の現状に甘んじてしまう、そしていろいろなことを忘れてしまう人間だから、とにかく、1日1日、確実にガーナから去る日は近づいている、そういう思いを常に胸に思いながらこれからも活動をしていきたいと思います。
正直、ここに書けないような苛立ちを自分にも、そしてガーナの人にも思ってしまうようなことは多々、日々の生活をしているとあります。
でも、
それでも。といい続けろ。
自分がつらいとき、くじけそうなときに、思いたい言葉です。
と、決意を胸に、また来週、バイク講習の担当で再度アクラに戻ってきます・・・大変笑