In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

Pong-Tamale 通信

今回から少し、自分の任地ポンタマレ(Pong-Tamale)について書いて行こうと思います。

改めて書きますが、自分はポンタマレという町の中央獣医学研究所に配属されました。

ポンタマレはではどこにあるのか? ポンタマレはガーナ北部、ノーザン州にあります。

ガーナ北部には、ガーナで四番目に大きい町、タマレ(Tamale)の北、約35kmくらいのところにある、とても、とても小さな町です。

ここは、一応学校町・・・ということで、 小学校、中学校から獣医学校まであります。

獣医学校の定義が詳しく聞いていないので曖昧ですが、どうやら専門学校的なもので1年くらいかけて研究所を廻る?とうものらしいです。なので、正式には獣医師ではなく、今現在ガーナ自体には、まだ純粋な国産獣医師はいないとのこと。

ただ、JICAの方いわく、現在、ガーナ大学、クマシ大学に獣医学部が設立されて4年目とのことで僕が帰る頃には国産獣医師第一号がちょうど誕生するということです。

このカリキュラムには日本の獣医学科も少し絡んでいるみたいで、なんだったら少しお手伝いができるかもしれないとのこと。

まだまだ英語に難はあるのですが、そんなことができたらとても光栄なので、機会がくれば、頑張りたいと思います。

ちなみにPong-Tamaleの由来ですが, もともとTamale自体の名前の由来はtamaなんとかというフルーツがふんだんにとれるところからそれがなまってTamaleになったそうな。

・・・で、肝心のPong-tamaleになった由来はというと・・・ 1937年に僕が配属される獣医学研究所が設立されたらしい(その当時から獣医研究所かは不明ですが)のですが、まだまだ当時はイギリス領。お金もあったらしく電気を通したらしいです。 それにより、ここはTamaleのように都会だ(電気がついているから)。

ここはPongの中のTamaleだ!!Pong-Tamaleだ!!というような感じで今の名になったということらしいです笑 タマレ周辺の文化についてはまた次回。