In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

ドミトリーに移動してから。

数日間のホテル生活を終え、僕らは隊員専用のドミトリー(相部屋)に移動。

ドミトリーに行く為の交通手段として、僕らは初めてトロトロという、文字通りというか、実に適切というか、という乗り物を使った。 端的に説明すると、ものすごーく。僕らが生まれた頃以前から走っているんじゃないか?というような乗り合いバスです。

走ってくれるルートは決まっていて、そのストップするところで乗り込むか、手を上げて乗り込むか・・・ご多分にももれず、ある程度のぎゅうぎゅう詰めです。

ただひとつ、途上国に来ていつも思うのは、交通費の安さ。

こればかりは日本の高さが異常に感じられる。ガソリンの価格はほとんど変わらない・・・にも関わらずだ。

トロトロにしたって、一区間(という言い方は厳密には正しくないのかもしれないが)最低30ペセア(約15円)。正直、利益はあがっているのだろうか?という安さぶりだ。

さて、そのようなトロトロを捕まえ、ドミトリーに到着する。

ドミトリーはまさにバックパッカーのためのゲストハウス・・・という言い方以上に最適な言い方はないだろう・・・というくらいのゲストハウスっぷりだった。

たくさんの漫画や本がある共有スペース、そして、二段ベッドがある相部屋・・・

先輩隊員が多く、みんな優しいし、それはそれで居心地は悪くない。・・・けど、正直なところ、今のところまだまだ、自分がガーナに住む。という意味での実感は湧いていないというのが正直なところだ・・・・

日本社会のコミュニティというのは、当然いればいるほど心地いいのだろう。し、そこから離れて行くとそのほうがよかった。と思うこともあるかもしれない。ただ、自分にとっては今のところ、どちらかといえば早くこの場所を離れてみたい・・・といいう想いの方が強い。

それが自分にとって過酷であろうが、なかろうが。