結局わかったことは・・・
・・・・自分が何もわかってなかった。
ということでした。
今日で、ひとまず、技術補完研修が終わりました。
明日、本部にご挨拶に行って終了です。
あっという間の二ヶ月。
正直、はじめは、なんとかなるだろうと、小動物の知識、技術があれば、大動物の治療なんて、簡単だろう。
そう思ってました。
確かに、診断に至までのプロセスやなんかは、小動物で培った経験などで、なんとなくだができるようになったと思う。
あれほど、苦手だった点滴なども最後はすんなりできるようになったし、手術も色々経験できた。
でも、大動物における治療というのは、酪農における生産ラインにおけるあくまで、一つのプロセスでしかない・・・ということを自分は全く身をもってわかっていませんでした。
そして、圧倒的に知識が酪農家さんよりも劣っている。
ちなみに最後の挨拶で
「今日で最後で、もう少ししたらガーナ行くんですよ。」
と行ったときに、
「ガーナ、少し前からEUの酪農輸入せいで、そうとう厳しいらしい。ガーナに新しい風を吹き込んであげてください
と言われたんがものすごく印象的です。
今回、ガーナにもそのような事情があることなどを知る、そして、それ以外にも自分が何もできないことを知る。井の中の蛙君だということを知る。
ということこそが、
実は、技術補完研修の主(裏?)な目的だったんではないかと。
終わってみると、少しそんな風に思った。
70日という二本松。二ヶ月というほぼ同じ期間やと思うと、ホンマにあっという間なんやと思います。頑張らな・・・・・あかん。
さて!!ただ、これで、技術補完研修はひとまず終了!!
昨日は打ち上げで、相当はっちゃけました!!
映画の話になると、熱く語りすぎてしまい・・・先生方からかなりのツッコミが。
「ポール・ニューマンといえばハスラーですよ!!」とか言えば。
「君はいったいいくつなんだい???」
とか、
「 マイベストムービーは「時計仕掛けのオレンジ」と「サウンドオブミュージック」どぅえ〜〜〜す!!」
というと、
「あの映画(前者)を、何回も観れるなんて、君は頭がおかしい!!!」とか「その2つを同列に並べんてんじゃねぇ!」
「お前、そのキャラばれるの最後で良かったなぁ・・・」
と酷い言われ様でした。笑
一体全体、時計仕掛けのオレンジの何がいけないというんだ、まったく。
確かに、ウルトラバイオレンスな感じは否めないけど・・・ブツブツ。
そして、酒が進めばお決まりの下ねたの乱舞・・・やれやれ、いくつになっても、さすがヤローの集まりだ笑
まぁ、最後に、
「帰ってきてもし大動物やりたかったら岡山受けてみな。」
と言われたんは、非常に嬉しかったです^^
・・・・・・ホントにあっという間でした。二ヶ月。
岡山で会えた、高校の友達、大学同期、旅とも。
そして、これから、同じ道を歩んでいくJOCVのみんなと会えた岡山会。その内の何人かとは、個人的に後日会えた、プチプチ岡山会。
全部が全部。とても楽しかった。
小動物臨床でずっといっぱいいっぱいだった自分の心、大分ほぐすことができました。
ありがとう岡山。さよなら岡山。
ひとまず、帰るよ。三重。
そして、来月、よろしく二本松。
さて、これからは、修行の毎日。ほぐれた心。違う形で絞めていきます。