サッカーをしませんか?
「ガンジス川の向こう岸に渡れるみたいなんで、良かったら、サッカーやりませんか?、ボールは今買いに行ってもらっているので。」
6年前のインド旅行。
コルカタからの夜行列車でインドのバラナシに着き、ゲストハウスを決め、ゲストハウスのテラスでガンジス川を見ながら、タバコを吸っていた。
そんなときに、声をかけてくれた女性。
その女性と、実に3年半ぶりに、尾道で再会しました。
彼女は2歳ほど年上のお姉さんで、その後も、旅の間何かと世話になり、地味にインドの旅で知り合った人の中では一番仲良くしてもらってました。(勝手に引っ付いてただけともいえますが笑。
彼女とは、帰国後も、一年半後に、東京で一度。
そして、そのさらに一年後に、もう一人、この女性もインドで出会い、もう、何とも言えないくらいものすごく影響を与えてくれた女性(この方がボールを買いに行ってた人。そして、結局、日暮れまで戻ってこず、諦めて食事してたら、はぁはぁ言って帰ってきたなんとも妙な初対面だったなぁ)
その女性の結婚式で再会しました。
今回は、それから3年半。
正直自分の仕事が忙しく、他の人とも休みが全くあわなかったので、ホントに久しぶりの再会となりました。
久しぶりやし、どんな感じなんやろ〜と胸をワクワクさせ、尾道までの鈍行に彼女が福山からの乗車で再会。
・・・・・全く、久しぶり感。ありませんでした笑
いや、良い意味で。
そのままの感じで、尾道を練り歩きながら、喋る内容。話。全く尽きませんでした。
もちろん、学生のときと違い、お互いに仕事をはじめ、彼女はそれなりの年数をこなし、彼氏との結婚を考えたりと、色々、インドの時とは、環境も考え方も変わっている所もありました。
でも、友達がウユ二湖に行っている写真をfacebookで見て。
「私もい・き・た・い〜〜!!」
と地団駄を踏む。その姿は、まごうことなく、インドの姉ちゃん。根底は変わってないや。やっぱり笑
夕方、入った居酒屋では、もう一つ嬉しい出来事。
「やっぱ、***さんも交えて、3人でもう一回話したいですね〜!!よし、電話じゃ!!」
という、流れで、もう一人、結婚式に出席したこちらもとても大事な女性に連絡をとろうと試みる。
彼女は、旦那さんの仕事の都合で、つい最近までタイに在住していたので、(あ、違う。先に一人でタイへ移住してそこで出会ったのかw)携帯の番号とか全く知らなかったんですが、facebookのメッセージや、なぜか旦那さんとcomnで繋がっていたので、奇跡的に番号をゲットでき。
3人で会話することが、できました。
もう、とても、楽しいというか、ホントに嬉しい。それ以上の言葉がないくらいでした。
もし、あの時、タバコを吸っていなかったら。
あのゲストハウスに決めなかったら。
ほんのちょっとのすれ違いで、出会わなかった人たちと、こうやって、6年間も仲良くさせてもらえているのは、ホントにただ、ただ、人生の何かに感謝です。
また、みんなで、実は意外とすぐ会えるかもしれない。
それとも何年後かもしれない。
でも、きっと今回みたいに、久しぶり感を感じないんだろうなぁ・・・と
ちょっぴりその感覚が嬉しい。そして、そんな再会を楽しみに。