In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

協力隊春募集 職種発表

 

2012 年3月1日 青年海外協力隊のHPに春募集がアップされました。

僕が応募しようとしている獣医という職種は専門職なためそもそも例年募集案件が少な い・・・ そのため、自分が希望していた、アフリカ諸国かつ英語圏という案件がでているかどうか・・・・という内心の不安が少なからずありました。

というのも、前回の秋募集では、その案件に合致するものがなかったから・・・という事実もあったからです。確か前回は具体的に言うと、ラオスと他にもよく似たよ うな国だったと思います。

ラオス・・・・かつて学生時代に旅行で行ったこともあり、確かに国や文化としてはとても魅力的でした。けれど、ラオス語を覚えて、要請内容の畜産の仕事を して、それが帰国後どのように自分の将来に応用できるのだろうか・・・・という具体的プランがどうしても思い浮かびませんでした。 ただ楽しむために行く んじゃない。将来も国際協力という仕事の一端に関わりたいのなら、今回は見送ってもう少し社会人経験を積んでおいたほうがいいんじゃないか・・・2週間く らい自問自答した結果、そのように考え、2011年の秋募集で合格する、という当初のプランははかなく散ってしまいました。

そのような前回の応募すらできなかった苦い思い出と、このまま海外に行くなんてこと止めて、ずるずるそれなりにはできるようになってきている小動物臨床に 居続けてしまうんだろうか・・・・という漠然とした恐怖感みたいなものが実際応募要請を見る瞬間まではあったと思います。

そんな心中でiphoneで見た派遣要請の中にあったガーナ。ほぼ希望通りの派遣国だったので思わず「ヨシっ!」と少しガッツポーズ。

要請内容は、家畜の診療、授業補助、ワクチン製造もしているなどなど、いろいろ盛りだくさんそうなので、逆におもしろそうだと思いました。

ただ、必要とされるTOEICスコアは予想通り640点オーバー・・・・やれやれ。どうやらとりあえずある程度は勉強をしないといけないらしい。と心に決める。

ただ、自分みたいな人間はこういうある程度決められた大きい試験でもないといやいやでもしぶしぶでも、それが自分にとって格別必要なものでないなら やらない性格なので(しょうがないじゃないか)、えいっとやる気になるいい機会ではあるように思えた。 「8年ぶり・・・・か」と心でつぶやきなが ら・・・・