In Blue Skies

とある獣医の青年海外協力隊日記からのイギリス大学院留学

次のステップへ。

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あけましておめでとうございます。

 

本当に久々のブログ更新になってしまいました。

 

色々と6月以降もあったのですが(フランスにも旅行で行ったり)、かなりバタバタで帰国し、その後もプライベートで色々とあったり、


修論提出後にかなり真剣に就職活動を行い、結構辛かったりでほとんど更新ができませんでした。

 

そして、これが一先ず青年海外協力隊から続けてきたこのブログの最期の記事になります。

 

報告 

 

修論提出後、無事に次の仕事先が決まりました。

 

かねてから志望の一つとして考えていた開発コンサルの保健・医療分野でまず当面は働くことになりそうです。東京をベースにだいたい一年の半分くらいを途上国を回って生活する感じになりそうです。

 

その就職活動中に体験したこと。

 

獣医師の職務内容はこの国際協力業界で悲しいくらいあまり認知されていないという事実。

 

まず言われること。

「獣医さんですか?最近は畜産分野はあんまりないんですよね・・・」

 

人獣ともに公衆衛生も含めて自分は将来的に幅広い分野で国際協力分野で働きたいといっても

 

「なんで、獣医さんで、公衆衛生学んだんですか?」

 

「ワンヘルス?なにそれ?」みたいな。

 

「それはでも、資格が活かせるんですか?獣医さんがもったいない」

 

という主旨の内容を多くの方から言われること。

 

自分の今までの経歴を説明するために、一枚刷りの経歴書をもって、30分位話す必要があること。 

 

実際に若手と60代~70代の間の世代(40代中盤くらいから50代)で大学等を除き、国際関係で働かれている獣医師が驚くほどいないという事実。
コンサル等にもいるにはいるみたいですが、若手はいてもおそらくかなり少数、かつ少なくとも表舞台にはほとんど出ていらっしゃらない。少なくとも自分は出会えなかったです。またJICA(総合職、専門家含め)やJPO等にも、数は決して多くはないけれど、獣医師はいることはいますが、総合職だと、獣医師の知識・資格よりも事務や行政に偏る可能性が高い。専門家は上記のように若手が少ない。JPOだと、WHOに行った時に一人教えていただいた方は日本ではなく、海外で獣医学を修めている・・・等、なかなかなものです。

 

 そういう中で、とある縁から次の職場で働くことになりました。一応ちゃんとWebテストと二回面接を行いましたが笑

 

このブログを書いていて、実際に獣医師の方や獣医学生さんからコメントをもらうこともありました。

 

国際協力の場で働きたいのですがどうしたらいいでしょうか、協力隊はどうなんでしょうか・・・と。

 

今回、こういう質問に自分なりに一つの道筋を作り出す入り口に立てたのではないかと思っています。

 

そして今後の目標は、農業・畜産分野から保健・医療分野まで幅広 く案件を実施できるスペシャリストとして、またこれら分野に関する案件でのマル チセクター化による業務推進に挑戦したいと考えています。

 

獣医師の知識は少なからず、人の医療の視点には無いけれど、とても大切なものも含まれていると思います。そしてそれを今後どうやって、色々な分野の人たちと協力し、活かしていくかが国際協力の現場でも重要なのではないかと(障壁は非常に高そうですが)

 

獣医師なんて、所詮。

 

とか、

 

棲み分けしてるから

 

とか。

 

も言われることもあるかもしれませんが、これからも自分がやれることを少しずつこなしていって、次世代の獣医師がもっとこの業界に挑戦してもらえるようないい中堅に5年ごとかになりたいですね。

 


それではこのへんで。最後まで雑な文章で申し訳ありません。

 

長い間ありがとうございました。

 

あ、無事にMPHは修了し、先日学位ももらえました!!(家に届くか不安だったけれど)

 

これで晴れて獣医師(MPH)となれました笑 また、このあたりや、就活等も今後質問を受け付けますので、よろしければ個別にご連絡ください。

 

それでは。

 

ポーランド旅行記 その4

夜が明けて。

 

 

朝の五時半の列車に乗るために早々と目を覚まします。

駅までは徒歩で5分ほど。

自動券売機で切符を買います。

 

行き先はOświęcim オシフィエンチム

 

色々な方が書いていますが、アウシュビッツ行きというものはなくこのオシフィエンチムという地名こそが本来の地名だそうです。

券売機で切符を買います。

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・・・がまさかの、曜日が逆!!!こういうところでちょこちょこやはりクオリティがでるのかもしれないですね・・・・

 

列車が来ました。(心のなかでは世界の車窓からが鳴り響いています。)

 

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そして一路オシフィエンチムへ!!!!

 

のどかだなー

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因みにローカルでも朝一の為ほとんど人も乗ってませんでした笑

後半は車両に自分一人でした・・・・

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無人駅とも言えない。もはや看板とベンチしかないような駅も途中数カ所通過し。

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所要時間およそ2時間。

 

オシフィエンチム駅に着きました!!

 

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個人的には、この列車の旅だけでも、ツアーじゃなかった価値はあったかな。と。

 

やっぱり、旅はローカルなものを使ってなんぼだなーと思います。

おそらく何よりもローカルを使うことで自分が完全に異邦人になれる感覚が自分は好きなんだなーと。

 

さて、駅からは、バスか徒歩らしいのですが、たまたま自分は運良くバスが乗れたので、バスを使いました。

 

結果的に確かにほぼ一本道で迷うことはないと思いますが、季節は6月、8時前でもすでに暑かったので、この時期ならバスを使うほうが良いと思います。

 

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いよいよ到着しました。

 

アウシュビッツ博物館です。

 

・・・・で、無事に入場できました!!!!

ということで、ネットでの情報がイマイチ不確かだったので、今回ここでキチンと時間等は記載しておこうかと。

 

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開演時間は8時からなのですが、夏季期間は10時から15時まではツアーガイド抜きでは原則入場できない!となっています。

・・・でこれは看板を信用すれば、アウシュビッツ博物館のみで、ビルケナウ第二博物館は特に入場は問題ないです。おそらく、アウシュビッツは展示物が多く、個人で来られるとツアーに支障が出ることを考慮してかと。ビルケナウは一方かなり広大な土地で、特に展示物があるような場所ではなく、本当に「収容所」の名残という感じなので、そういう経緯があるのではと予想。(因みに2つの博物館は3kmほど離れているため10分おきくらいのシャトルバスを利用します)

 

8時からの入館の場合、チケット売り場でフリーチケットを購入すれば、中に入ることは可能です。(無料)

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で、一応、結果論なんですが、おそらく一旦入ってしまえば、10時以降別にガイドがいなくてもいることは可能だと思われます・・・し、もっと言ってしまえばそこらじゅうでガイドしているので(言語は英語からフランス語、ドイツ語、イタリア語と様々ですが)、ツアーで貸し出されるマイク、イヤホンが必要なければ素知らぬ顔でひっついていく・・・・ことも可能でしょう。

 

ただ、やっぱりここはそういうことをしているくらいなら、キチンとツアー料金を払って参加するのがマナーなのではないかな・・・と思います。たかだか数百円だし・・・

 

で、心配していた当日券ですが、無事に買えました!!

上記写真のように、各時間に15名ほどずつ、当日券が各言語によって購入できます。

ただ、割りと朝早い時間のはすぐに売れてしまうため、当日券が欲しい方は早い段階で行かれることをおすすめします。因みに自分は8時5分前に着いたら、3番目位に購入できたので、開館10分前にでも着いておけば余裕でしょう。

 

で、個人的にクラクフ内でツアーを申し込まないほうがいい理由その2として、

 

ツアーは、原則おそらくアウシュビッツ2時間、ビルケナウ2時間くらいの段取りで行われます。

 

・・・・が!!!

 

実際には全然それじゃ全部を紹介してくれません。

 

結果論なんですが、自分は10時半の朝一の英語のツアーに参加し、それまでの時間で2時間ちょいほど先にアウシュビッツを下見していました。

 

この時に、10時まで、開館していなかったブースや、逆にツアーでは回ることができなかったところも隅々までみることができました。

 

おそらくガイドさんによって案内する場所が結構違う可能性が高いと思われます。

 

自分の場合は、コルベ神父といわれるこのアウシュビッツで亡くなられた遠藤周作がモデルにされている方が餓死刑に処されたという部屋を見てみたかったのですが、ツアーでは回りませんでした。そのため、もしツアーだけしか参加していなかったらここは見ることができなかったかもしれません。

 

逆に、ツアーではやはり細かいところをかなり喋ってくれるので、(確かに教科書等に書いてあることも多いのですが)やはり実物を見ながら詳細に聞けるというのは(アクセントもありところどころ聞き取れないこともありますが)非常に貴重な経験だと思います。(ガイドのおばちゃんは特にガス室についてかなり熱心に喋ってくれました)

 

夏場は下記のように結構混んでます。この他にもたくさんのツアーが同時並行で行われているので、場所によってはゆっくり見れないかもしれません。

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ビルケナウ第二博物館

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白い巨塔でも実際に使われたロケ地です。

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さて、四時間程度のツアーが終わったあとは解散となり、各自自由に行動ができます。

大体3時前くらいになっているので、もし観足りないようならもう一度入館するのもひとつだと思います。本当に色々考えさせられる博物館ですので。

 

で、帰りはバスを使うのがおすすめです。(ツアーで送迎がなければ)

 

バス停がアウシュビッツ内にあり、

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その場でチケットは購入でき(12ズオティくらいだったはず)

大体所要1時間15分位で順調に行けば市内。クラクフ中央駅まで行ってくれます。

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個人で行かれた方はだいたいこれを利用されているような感じでした。

 

豆ポイントとしては、夏季は日中天気がよければカラッとはしていれど、かなり炎天下で、水が必須になってきます。こまめな水分補給を本当におすすめします。

 

アウシュビッツないでも観光地料金で少しお高いですが、それでも一本100円くらいで水は買えるので、どんどん飲んでください。

 

・・・で全体的な感想。

 

アウシュビッツ・ビルケナウともに

広大な敷地であり、茶色のレンガ建ての収容所。炎天下で草が青々としげり、すぐ裏では麦が青々と実り、鳥が囀っている。

そういうところで、パット見ているととてもそんなひどいことが行われた場所のようには見えなかったというのが本音です。

 

ここで、暮らしていた人たちは何を思い暮らしていたのだろう。

 

ずっとそんなことを考えていました。

 

死の壁と言われた、多くの囚人が銃殺されたという壁。

そこに立ったとき。燕がたくさん飛んでいました。

死の間際、みんなは何を思っていたのだろう。

 

空の青さに胸を震わせていたのだろうか。

無念だったのだろうか・・・

 

結局ここでも、わかったことは、何もわからないということだけなのかもしれないですね。人生というのは結局本当にそのようなものの積み重ねなのかな・・・と。

 

最期に、遠藤周作アウシュビッツ・ユダヤ人の虐殺が一つの極地だとした、「善魔」という思想の一節を紹介してアウシュビッツの紹介を終了したいと思います。自分たちの中にも静かに潜むだろう善魔。そんな存在がいることを常に忘れず、できることを精一杯、葛藤しながら続けたいと思う。

 

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感情に突きうごかされて行った愛なり善なりは(正確にいうと自分では愛であり善いことだと思っている行為が)、相手にどういう影響を与えているか考えないことが多い。

 

ひょっとするとこちらの善や愛が相手には非常な重荷になっている場合だって多いのである。向こうにとっては有難迷惑な時だって多いのである。それなのに、当人はそれに気づかず、自分の愛や善の感情におぼれ、眼くらんで自己満足をしているのだ。

 

原因は二つある。ひとつは相手の心情に細かい思いをいたさなかったこと、もうひとつは自己満足のあまりに行き過ぎてしまったことである。

 

いかに正しいこともそれを限界をこえて絶対化すると悪になる。また逆に悪に見えることも限界内では善い部分がある。民主主義は正しい考えかもしれぬ。しかし、それを絶対化しすぎると民主主義ならざる国に原子爆弾を落とすような悪をうむ。

 

自 分がいつも正しい、正義漢だと思っている人というのも、知らず識らずに傲慢という罪を犯していると思います。なぜかというと、自分が正しいという気持ち は、かならず他人を裁こうとします。人を裁こうとする気持ちというのは、自分が裁く相手の心の悲しみとか寂しさとかいうことが、よく分かっていないことな のです。

 

一人よがりの正義漢や独善主義のもつこの暗さと不幸は今日、私たちの周りで、さまざまな形で見つけられる。

 

こうした善魔の特徴は二つある。ひとつは自分以外の世界をみとめないことである。自分以外の人間の悲しみや辛さが分からないことである。

 

もうひとつの特徴は他人を裁くことである。この心理の不潔さは自分にもまた弱さやあやまちがあることに一向に気づかぬ点であろう。自分以外の世界をみとめぬこと、自分の主義にあわぬ者を軽蔑し、裁くというのが現代の善魔たちなのだ。

 

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ポーランド旅行記 その3

しょんぼりしてしまったけど、落ち込んでばかりいてもしょうがないので、クラクフの街散策に。

 

この街は、アウシュビッツから近い以外にも、ユダヤ人ゲットーがあった街でもあり、未だにそのユダヤ人街の面影を強く残した街でもありました。

 

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色々と書こうと思いましたが、もうすでに自分なんかよりよほどか詳細に書いてくれているブログがたくさんあるので、そのブログを見てもらえればと。

 

ただ、ゆっくり見るなら本当に1日以上時間をかけたほうが良いかと思います。

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で、ひとつだけいうと、

 

ポーランドの人は意外と英語が喋れなかった・・・・

 

結構な観光地なはずなんですが、例えばゲストハウスの直ぐ側の雑貨屋さんにシムを買いに行って、SIMカードをどうやって使うかと聞いたところ、完全にポーランド語で全くわかりません・・・・

 

そして、喋れる人でも正直自分とそんなに大差がない感じ・・・・

 

意外や・・・

 

SIMカードも英語表記がないから全くわからないし・・・

 

ということで、完全な異邦人気分を久しぶりに味わえました。

 

そんなこんなで、明日はいよいよアウシュビッツへ。

 

これが本命です。

 

 

 

ポーランド旅行記 その2

 さて、機内での2時間はうとうとしながら、過ごし、気がついたら到着。

 

クラクフ空港やで!!!!

 

と、まぁ、気分も少し変わり。イミグレへ。

 

美人なポーランドの税関のお姉さんに

 

「どこから来たの?」

「なんで来たの?」

「一人?」

「どこいくの?」

「どれくらいいるの?」

 

とかつてないほどの質問を浴びせられ(そんなに日本人が一人で来るのが珍しいのかいね?

 

無事にイミグレ通過。

 

地味に今回が、荷物を受け取らなくて良い初の国際線だったんですが、やっぱり楽でいいですね。

 

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暑い!!!!!!!

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し、思ったよりも全然綺麗!!!!

 

ということで、事前にチェックした情報で、市内までは列車で。

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大体所要時間は20分ほど。

 

で、8ズウォティ

 

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長閑な感じの風景です。

 

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車掌の方々も普通に俺の隣に腰掛けてだべってました。こういうところはなんかのどかでいいですよね笑

 

あと、今回の旅をしていて総じて思ったのが、

 

クラクフは街が綺麗だなー!!

 

ということでした。あんまりゴミが落ちていない。

リーズが汚いのか・・・???

 

さて、クラクフ中央駅に到着。

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ショッピングモールも兼ねているらしく、ZARAH&Mなどが普通に入っています。

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お腹も空いたので、ここで初めての食事

 

 

シナモンのなんか。

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値段は50円。

うん。英国から来たからめちゃくちゃ安く感じる笑

しかもうまい。

 

今回泊まったゲストハウスは one world hostel

 

一泊ドミトリーとはいえ700円とかそんなんだったんで、評判もまぁまぁ良かったし。即決。

 

www.japanese.hostelworld.com

 

フロントに行くまでのビルの入口と、階段はボロくて少し薄暗い感じだけど、ホテル内は清潔で、スタッフの対応も基本的には良かったです。自分は時間の都合上食べれなかったけれど、朝食は無料。あと、コーヒーと、紅茶も飲み放題。シャワートイレも少なくとも自分が入った時は綺麗だったです。コモンスペースみたいなのもあるので、タイミングが会えば他国の人と話せるいい機会かも。

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あ、Wi-Fiスポットも無料です。

 

 

さて、ここで、問題発生。

 

自分が渡航する前に行った友人の話からツアーが市内からだとオススメと話をきいていたので、

 

フロントで

 

「明日のアウシュビッツ行きのツアーもうしこみたいんだけど~」

と聞きました。

 

もう過去の経験が完全に悪い方に働いたんですけど、実はその一週間前くらいにメールで問い合わせたら、

「前払いが必要だからアナタのカードナンバーとかを全部教えて」

 

と言われて

 

それは流石にできないでしょ。セキュリティの観点からしても。

と他に支払いの方法ないの??

 

と返信したら、それに対しての返信が返ってこず・・・

 

まぁ、

 

その場でもだいたい空いてるでしょ~~

 

という過去の経験から、

 

そんなお気楽な感じで、現地入りしたわけで、上記状態に戻る感じです。

 

そしたら

 

「ありゃーー明日はもういっぱいだよ・・・・」

 

と。

 

え・・・・

 

と。

 

え、じゃあ直接行ったら入れるの?

 

と聞いたら

 

入れるかもだけど保証はできないわよ・・・

 

 

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じゃあ俺は何の為に来たんだ・・・

 

と。

 

お先真っ暗・・・

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(心の状態。)

 

なんか今日はとことんツイてない・・・・

 

と、とりあえずインターネットで情報を収集したら、

 

朝ならツアーじゃなくても見学が可能だということ。(これは詳細は後述します)

 

なんか、そんな感じで、しょぼーんとなったまま、時間もあったので、市内観光に繰り出しましたとさ・・・

 

つづく。

 

ポーランド旅行記 その1

ということで、前回も書きましたが、わずか3日ながら旅行に出掛けておりました。

 

ポーランド

 

に行ってきましたのでレポートしたいと思います。

 

今回の旅立ちは、朝9;10分マンチェスター初のLCC

 

ということで、朝の5時ごろには家を出発し、リーズ駅へ。

 

 

 

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このリーズ駅から空港までの所要金額はだいたい片道9.5ポンド 時間はおおよそ1時間10分ほど。

 

地味にこのときが初列車です笑 今まで使う機会がなかったので。

 

二泊三日ということもあり、荷物は極力最小限。

 

本当に久しぶりのバックパッカースタイル!!!!!!!

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因みにリュックは、大容量かつパソコンも入るGRAVISのMETRO 2 XLを使用しています。少しやわらかいけれど、普段使いから、このような数日の旅行でも普通に使えるので、人気の割には良い商品かと。 

 

 

[グラビス] GRAVIS バッグ METRO 2 XL 12812103 001 (BLACK)

[グラビス] GRAVIS バッグ METRO 2 XL 12812103 001 (BLACK)

 

 

 

さて、車内では朝も早かったことから爆睡し、、あっという間にマンチェスターエアポートへ。

 

ここで、問題が発生・・・

 

ライアンエアーのシステムを全く知らず・・・

 

今回自分はライアンエアーを選択しました。

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価格にしておおよそ15000円(往復)

 

・・・・で!!

 

日本でもLCCを使っていたので、完全にその感じで行っていたのが間違いでした。

 

45ポンドチェックイン料金で払って!!

 

チェックインしようと思ったらいきなり言われたこのセリフ・・・・

一瞬パニックになって、とりあえず機械で払って、待ち時間によくよくチェックすると

 

出発の15日前からライアンエアーは自分でウェブでチェックインをしなければならないと・・・・

 

知りませんやん!!!!!

 

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とマジで千原ジュニアばりの知りませんやん!!が出ました。

 

確かに見返して見るとメールが来てはいましたが、列車・ゲストハウス等も同時に予約しており、それが

「出発数日前ですよ???、準備は大丈夫ですか?お忘れなく。」

みたいな単なる親切メールだったので、どうせおんなじようなメールでしょと、メールを見る煩わしさから、完全にウェブで予約した予約番号だけを印刷して持って行ったわけなんですよね・・・・

 

45ポンドって・・・

 

普通にヘタすると3週間分の生活費・・涙

 

・・・・と、もうやるせない気持ちを胸に、飛行機は一路ポーランドクラクフへ向けて飛び立ったのでした・・・・

 

つづく。

イギリスの国民投票のあとに思うこと。

 後日旅行記を書きますが、数日イギリスを離れていました。

 

んで、ちょうど飛行機乗って帰ってきたらイギリスEU分離確定とな・・・・最後に大変なお土産を・・・・・。

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ポンドの凋落は個人的にはもちろん財布としては涙を流すくらいじゃ足りないくらい痛いけど、実際問題、トータルで新車のコンパクトカーがものによっては買えます・・・このペースでポンドがもう少し落ちるようであれば・・・涙

 

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ただ、この渦中のさなかなので、正直な感想。

 

イギリス社会に大きな失望・・・と少しの羨望。

 

結局、国際機関を引っ張っている(というか中心にして回っている)西洋諸国の最大手のひとつが、国際社会よりも自国を優先した結果にしか見えない結果となりました(まぁ大枠ではそうなんでしょうが)。

 

難民、移民問題ももともとをたどれば、自分たちが大きくまいた種であるにもかかわらず、それが自分たちの生活に直面するとなるやいなや、普段あんだけ偉そうなこと国際機関とかでは言っちゃってるくせに、それを大きな理由の一つにして、離脱を決定してしまった感が否めないところがあります。。

 

そんな国で、「公衆衛生」とか勉強しちゃってる自分に少しなんとも言えないものを感じている自分。(多くの知識階級、若年層は残留希望だったらしいですが、「民意」がそれなので、そういう「国」で勉強しているということがなんとも言えない感じなのです)

西洋社会が絶対と信じてきた民主主義の危うさ・・・を今回垣間見てしまった気もします。(今後のことを考えると。もちろんいい方向に転ぶ可能性も十分にありますが)

 

民主主義とは何なのか (文春新書)

民主主義とは何なのか (文春新書)

 

 

大学も声明を出したりと必死さが見えますが、どちらに転んでも、今回の件はイギリスのアカデミックな名声に少なからず影を落としたのではないでしょうか。

 

正直、フラットメイト共々、がっかり・・・との印象が否めないですからね・・・

行き来が厳しくなれば当然他のヨーロッパ諸国も大学として選びにくくなるだろうし、クオリティもしばらくは下がる可能性も十分にあるのではないでしょうか・・・危惧であって欲しいですが・・・

 

渦中のさなか、もう修論残して終わりかけだから良いにしても、もし、少なくともMPH等他国でも良いコースがあるような分野ならもしかしたら今から入学を検討するなら自分は候補から外していたかも・・・というのが今の本音ですね。

 

○ランプさんといい、自国中心主義に世界の大国が動き始めているのではとの危惧が広まっていますが、壮大な一発ギャグでないことを祈るばかりです。やり直しを要望してる声が6・26時点で200万?を越したそうですが、もし本当にやり直すなら、それはそれで、壮大な一発ギャグですね。今回の結果は。

 

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ただ、その、「我が国」を世界経済への懸念も何もかも差し置いて、押し通せるパワーはさすがでした。日本もそこはある種見習って欲しい。

 

 

 

最後に。

 

経済のことはよくわからないけど、数年前に超円高を経験した日本。
前回の経験を活かし、この荒波を乗り切って欲しい。

 

そして、もうすぐ参院選。自分は、大使館へのアクセスの不便さ等もあり今回は無念ながら投票できなさそうですが、今回の結果を踏まえて、若い世代がしっかりと考え、大切な日本の将来への一票を使ってもらいたいと思います。

イギリスであると良かったもの 

ようやく講義も全て終わり、あとは修士論文だけになりました。

 

少しずつ合間を見て、色々と書ききれなかったこと(VISA延長とか)の話もしていきたいなーと思います。

 

今回は、持ってきておいてよかったな~と思うもの。もしくは買ってよかったなーと思うもののご紹介。

 

SIMフリー端末

 

 

まぁ、これは海外に出る人ならもはや必須ですよね。

イギリスでもAmazon等で全然買えるのですが、例えばApple製品が欲しいようだったら日本のほうがレートを考えると安いので、もしあれだったら日本で入手してくるほうがいいかもしれません。

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ただ、イギリスの大学(及びちょっとしたパブでも)はむちゃくちゃWi-Fiスポットが充実していて、正直、ネットのためだけで、1年位の留学なら我慢できるよ!!って人はいらないかも・・・正直、ある程度まじめにやっていれば学校、家、図書館のトライアングルでしかないですし、学生寮にしたらその全てでネットが使えるから全く不便は感じません!!!!!

 

ゴアテックスのパーカー

 

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イギリスは本当に天気が不安定・・・・

しかもシトシトと降るような微妙な雨ならいいんですが、ときたま風がかなり強くなり傘がぶっ壊れるような雨も多いです。そして、現時点(6月)でも、時々10度を下回ります・・・・マジで・・・・。

 

なので、ゴアテックス、もしくはそういう通気性の高い撥水加工のしてあるジャンパーはかなりオススメ、むしろ絶対買ったほうが良いと思います。あんまりおしゃれじゃないけれど、これとフリースの組み合わせで結構真冬でもなんとかやり過ごせるかと思います。

因みに、お金を掛けたくないならユニクロのフリース等はやっぱりコスパはめっちゃいいです笑(おシャレには無縁となりますが・・・涙)

 

一つだけ豆知識ではないですが、日本の(特に男性の方)はイギリスであまり服は買わないほうがいいかもしれない(特にアウター系)。というのもサイズが非常に微妙です。やっぱり西洋人の体型に合わせてある服なので、自分の身長、体重はだいたい約178cm、62kgくらいなんですが、 Sサイズで身丈はちょうどよくても、胸囲がどうしてもあわない。

なんか胸元がガバガバになります。日本だとちょうどM,Lがジャストサイズで、胸元がきになることは無かったので、これはやっぱり体型の差だと・・・。確かに海外メーカーでも最近は日本人向けサイズをわざわざ作って展開しているところもあるくらいだし、やっぱりそういうことなんでしょうね。

 

ウルトラライトダウン

 

またユニクロになりますが、前述のようにイギリス、本当に天気が不安定で、特に暑いところが大好きな自分にとって、この気候は結構辛かった(い)です。で、突発的に寒くなる日が春でも多い。そういう時にウルトラライトダウンは、さっと出して羽織ることもできるのでおすすめです。

 

特に女性のかた、イギリスの大学の図書館は、全てではないでしょうが、古い図書館は空調が結構効かず夜になると冬はかなり冷え込むことがあります。なので、一つあると便利かも。

 

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歩きやすいスニーカー

リーズだと、自転車も借りれるにしろ(自分は借りてない)、坂も多いし結構歩きます。前述の自転車は正直、結構危険なので(道路があまり自転車向きではない上に、車の運転が結構荒い、リーズは少なくとも)

 

なので、おしゃれにブーツの一つももちろんいいんですが、講義しかないとき、買い物で食材買うときなどなどはスニーカーが良いと思います。

 

スニーカーは日本と同じものがだいたい同じ価格で買えるので、これはこちらで買っても良いかもしれないですね。

 

外部ディスプレイ

イギリスではアサインメントの際に尋常じゃないくらいの文献を読まなければいけません。

その際にプリンターはもちろんあると良いと思うのですが(実際に自分も知り合いから譲り受けました)

よりあると快適なものがおそらく外部ディスプレイ。

 

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 *画面はイメージです

 

が、昨今ディスプレイが安くなっているので、アマゾンでも数千円でヘタしたら買えます。Usedショップがあればもっと安く買えるかも??

 

んで、もしお金に少しだけでも余裕があるなら1年だけでも17インチとかでもマジで買ったほうがいいかと。めちゃくちゃ作業効率が上がると思います。

 

実際自分も当初は家でもやろうと思ってましたが、13インチとか12インチのパソコンではどうしても画面が小さい。

こうやってブログ記事書くぶんには困りませんが、記事読みながら、文章を書くなんてことはほぼ不可能で非常に苦痛を伴います。

 

結果的に自分は学校の図書館を使うようになりましたが、試験期間中とか席すら見つけれないこともままあるので、1つの案としてもらえると。

 

 

以上になります。

 

まぁ、最悪全部こっちで買えるものばっかりですが、物によってはやっぱり日本のほうが確実に安いものも多いので(値段が同じでも質がかなり悪かったり)、買えるものは買ってきてもいいのではと。

 

また思いついたら付け足していきます。

 

それでは。